ハンス・ジマー劇伴、バリー・レヴィンソン監督最新作『アウシュヴィッツの生還者』公開

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アカデミー賞(R)に12回ノミネートされ、そのうち『レインマン』と『DUNE/デューン 砂の惑星』で2度受賞、映画音楽界のトップを走り続けてきた名匠ハンス・ジマーが哀愁をまといながらも力強いスコアを担当した、バリー・レヴィンソン監督最新作『THE SURVIVOR』(原題)が、邦題『アウシュヴィッツの生還者』として2023年8月11日(金・祝)より日本公開されることが決定。併せてポスタービジュアルも解禁となった。

◆『アウシュヴィッツの生還者』 関連映像&画像

ナチスの非道に終止符が打たれてから78年、負の歴史が二度と繰り返されないことを願って、ドキュメンタリーから感動のエンターテインメント、風刺のきいたコメディまで、アウシュヴィッツをテーマとしたさまざまな映像作品が作られてきたことはご存知の通り。だが、耳を疑う知られざる真実は、まだあった。アウシュヴィッツからの生還者の息子が、父の半生について書き上げた衝撃の実話の映画化が実現したのである。

本作で主人公のハリー・ハフトを演じるのは、世界的大ヒット作『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズの第3作『インフェルノ』の敵役で、高く評価されたベン・フォスター。収容所で次から次へと理不尽な選択を迫られるハリーを魂から湧き上がる怒りと悲しみで見事に演じ切る。アウシュヴィッツ時代の過酷な状況を表現するにあたり、まず体重を28kg落とした後、戦後のシーンを撮影するためにまた元の体重に戻した。フォスターは、「この種の肉体改造の限界に挑戦した」とコメントしている。

また、婚約者を戦争で亡くし、ハリーに想いを寄せるミリアムには、『ファントム・スレッド』のヴィッキー・クリープス。他者の弱さを包み込もうとする優しくも強い女性を体現した。そのほか共演に、ピーター・サースガード、ジョン・レグイザモ、ダニー・デヴィートらハリウッドを支えてきた個性派キャストが顔をそろえる。監督は『レインマン』でアカデミー賞(R)監督賞、ベルリン国際映画祭金熊賞に輝いたバリー・レヴィンソン。本作では、第2次世界大戦中、終戦後、1960年代と3つの時代を行き来しながら、人間の崇高さと恐ろしさに容赦なく迫った。


『アウシュヴィッツの生還者』

2023年8月11日(金・祝)、新宿武蔵野館ほか公開

監督:バリー・レヴィンソン( 『 レインマン 』『 グッドモーニング,ベトナム 』)
出演:ベン・フォスター ヴィッキー・クリープス ビリー・マグヌッセン ピーター・サースガード ダル・ズーゾフスキー ジョン・レグイザモ ダニー・デヴィート
2021/カナダ・ハンガリー・アメリカ/英語・ドイツ語・イディッシュ語/129分/カラー/スコープ/5 5.1ch/原題:THE SURVIVOR/字幕翻訳:大西公子/映倫区分:G
(C)2022 HEAVYWEIGHT HOLDINGS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.  提供:木下グループ 配給:キノフィルムズ

■STORY
1949年、ナチスの収容所から生還したハリーは、アメリカに渡りボクサーとして活躍する一方で、生き別れになった恋人レアを探していた。レアに自分の生存を知らせようと、記者の取材を受けたハリーは、「自分が生き延びた理由は、ナチスが主催する賭けボクシングで、同胞のユダヤ人と闘って勝ち続けたからだ」と告白し、一躍時の人となる。だが、レアは見つからず、彼女の死を確信したハリーは引退する。それから14年、ハリーは別の女性と新たな人生を歩んでいたが、彼女にすら打ち明けられないさらなる秘密に心をかき乱されていた。そんな中、レアが生きているという報せが届く──。

◆『アウシュヴィッツの生還者』 オフィシャルサイト
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