アデル、コンサートを撮影するオーディエンスを注意

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アデルが週末(5月28日)イタリア・ヴェローナで開いた公演で、パフォーマンスを撮影するファンに注意を促した。

◆アデル画像

アデルは曲の合間、客席にいた1人の女性に向かい、こんな言葉をかけた。「あの女性にも言いたいわね。ビデオ・カメラで私を撮影するの、やめてくれない? だって、私はいまリアルにここにいるのよ。あなたは、カメラを通じてではなく、現実としてそれを楽しめるはずでしょ」

「三脚も下してくれる? これはDVDじゃないのよ。本物のショウなの。あなたにはこのショウを楽しんでほしい。だって、来られなかった人いっぱいいるのよ」

皮肉なことに、別のオーディエンスがこう話すアデルの姿をケータイで撮影していた。

曲の合間には軽快なトークでオーディエンスを笑わせることの多いアデルだが、ケータイやカメラで撮影する人にはウンザリしているようだ。いつもとは違うきつめの口調だった。しかし、彼女の主張には「ごもっとも」と賛同するファンのほうが多そう。

Ako Suzuki
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