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エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジ。3人もの偉大なるギタリストを産んだ伝説的バンド。1963年から1968年までの僅か5年間の活動ながら、ロックの歴史の中に確実にその名を刻んだ。

1960年代初めにロンドンでMetropolis Blues Quartetとしてスタートし、その後Stonesの後任として、Crawdaddyというクラブのハウスバンドになった。彼らのR&Bに対する情熱はベテラン・ブルースミュージシャンのWillie DixonやSonny Boy Williamsonとのセッションにつながり、“Smokestack Lightning”を始め数々の曲がブルースロックにリメイクされた。

しかし、Yardbirdsの残した最高の楽曲は、激しくかき鳴らしたギターとフィードバック奏法をいち早く取り入れた“Shapes Of Things”(ギタリストはJeff Beck)、“Over Under Sideways Down”(Beckがイースタンスケールを用いた)、“Happenings Ten Years Ago”(ギタリストはBeckとPage。この2人はMichelangelo Antonioniの映画『Blow Up』の中でも“Stroll On”をプレイしている)である。これらはエレクトリックギターの枠を越えたパイオニア的な楽曲である。

1968年、バンドが内部分裂した時には、すでにClapton、Beck、Pageはギターキングとしての道を歩み始めていた。RelfはドラマーのJim McCartyと共に別の方向に向かい、芸術的なフォークロックグループRenaissanceを結成した。

1992年、クリス・ドレヤとジム・マッカーティーを中心に再結成を果たす。