英チャート、シングルは期待の新人が初登場、アルバムはダイドが維持

今週の英シングル・チャートは、先週と変わらず『Pop Idol』優勝者、ミシェルのデビュー・シングル「All This Time」が２週連続でトップを飾った。２位には、ケリスの「Milkshake」が先週の３位から１ランク・アップした。

３位には、スコットランド出身の新人バンド、フランツ・フェルディナンドの２ndシングル「Take Me Out」が初登場。フランツ・フェルディナンドは、BBCが行なった『2004年期待の新人トップ10』の投票結果で２位に選ばれた話題の新人。２月９日にセルフ・タイトルのデビュー・アルバムをリリースする。

今週はこのほかに、ラグハヴ＆ジャクシーをフィーチャーした2プレイの「So Confused」が８位にチャートインしている。

アルバム・チャートのトップ３は、先週と変わらず、ダイド『Life For Rent』（１位）、ウィル・ヤング『Friday's Child』（２位）、ブラック・アイド・ピーズ『Elephunk』（３位）がそれぞれの座をキープ。

アルバム・リリースの少ない時期だけに、チャートに大きな動きはなかったが、今週は６位にティアーズ・フォー・フィアーズのベスト・アルバム『Tears Roll Down - Greatest Hits 1982-1992』が初登場した。数々のヒット曲を持つティアーズ・フォー・フィアーズだが、昨年のクリスマス・チャートでトップを飾った「Mad World」の大ヒットにより再び脚光を浴びている。バンドは、今年の春、'89年以来初のニュー・アルバムをリリースする予定。

Ako Suzuki, London