ナイトを授与されたミック、“キースはアイスクリームが欲しくて泣き叫んでる子供”と反撃

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12月12日(金)、ローリング・ストーンズのフロントマン、ミック・ジャガーがナイトの爵位を授与された。ジャガーは、タキシードの代わりに、皮の襟がついたブラック・スーツにシルクのタイ、真っ赤なスカーフを着けバッキンガム宮殿に姿を現した。足元は黒のスニーカーだった。

この日ジャガーは、軽い手術を受けるため入院中のエリザベス女王の代わりに、チャールズ皇太子から爵位を授与された。ジャガーは式典に父親と娘2人を同伴し、“サー”と呼ばれるのは「素晴らしい名誉だ」とその喜びを語っている。「深刻に考え過ぎない限り、栄誉を与えられるのはいいことだ。軽い気持ちで考えて、自惚れないことだよ」また「みんなは“サー・ミック”と呼ぶだろうが、“サー・マイケル”のほうが響きがいい」と付け加えた。

一方、ジャガーの爵位授与に再三、文句をつけてきたバンドメイトのキース・リチャーズに対しては「キースが騒ぎを起こすのはいつものこと。彼はアイスクリームをもらえず、泣き叫ぶ子供と同じだ。多分、彼も欲しかったんだと思うよ」と皮肉を返した。さらにこの夜、友人や家族を集めて開かれる祝賀会にリチャーズは出席するのかという質問を「ノー」と冷たくあしらった。またバンド内でひと悶着あるのだろうか。

Ako Suzuki, London
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