キース、ミックのナイト爵授与をまたもや攻撃

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ローリング・ストーンズのフロントマン、ミック・ジャガーのナイト爵授与がいよいよ1週間後に迫り、バンドメイトのキース・リチャーズが再び怒りを露わにした。古くからの友人の栄誉をまたもや、激しく攻撃している。

リチャーズは「これ見よがしに宝冠をつけているような」人物と一緒にステージに上がるのはご免だし、ジャガーには「くだらない栄誉だ」と言ってやったと『Uncut』誌の最新号で語っている。また「俺たちを牢獄に入れようと躍起になっていたところから褒美をもらうなんて馬鹿げてる」とも付け加えた。

後に有罪判決がくつがえされたものの、ジャガーとリチャーズは'67年に薬物違法で拘置されている。ジャガーは、ブレア首相にしつこく説得され爵位の授与を決心したと話しているが、リチャーズは「そんなの言い訳だ。まるで断ることができないとでもいうように。まるで自分の意思じゃないとでもいうように」と非難した。

彼はまた、自分がそのような爵位を与えられることはないだろうとも話している。「俺が何を言い出だすかわかってるだろうからな」

一方、ジャガーの申し出を受け、彼の爵位授与の日程が12月10日から12日に変更された。これは、英国のワールド・カップ優勝に大きく貢献したラグビー選手ジョニー・ウィルキンソンのMBE(5等勲士)授与と重なり、マスコミが殺到するのを考慮したため。ジャガーのスポークスマンは「ミックは、ウィルキンソンこそが“時の人”だと認識している」と話した。

Ako Suzuki, London
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