ジョージ・マイケル、喧嘩別れしたはずのソニーと再契約

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ジョージ・マイケルが、裁判を起こしてまで“離婚”を希望したレーベル、ソニー・ミュージックと復縁したようだ。公式サイトaegean.netによると、ジョージはニュー・アルバムのリリースをめぐり、ソニーと新しい契約を結んだという。契約には過去の作品の権利も含まれていると言われる。

ジョージは'93年、それまでの長期に渡る同社との関係を「奴隷状態」だと非難、契約の破棄を求め訴訟を起こした。泥沼化した裁判で勝つことは出来なかったものの、'95年にヴァージン・ドリームワークスに移籍している。

ソニー・ミュージックUKは、11月17日(月)、ジョージ・マイケルと新たに契約を結んだと発表したが、その金額については明かしていない。同社の会長/最高責任者のロブ・ストリンガーは「この国が生み出した最高のアーティストの1人とまた一緒に仕事ができるのはうれしい。20年以上にも及ぶ輝かしいキャリアを持つジョージは、これまでに7,500万枚近くのセールスを誇ってきた」と話している。

ジョージ・マイケルは、来年の初めに待望のニュー・アルバム『Patience』をリリースする予定。オリジナルの新作発表は、'96年の『Older』以来のこととなる。

Ako Suzuki, London
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