クリスティーナ・アギレラ、父親に虐待されていた少女時代を語る

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自己主張が強く自信に溢れたイメージを持つChristina Aguileraだが、内心はいまだに幼いころ受けた傷に悩まされているという。Christinaは英『Daily Mirror』紙で、父親の暴力に苦しんだ少女時代を率直に語っている。

幼いころから父親が母親を殴るのを見続けてきた彼女は、まだ自分の中に恐怖心が残っており、それは男性との関係に大きな影響を与えているという。「昔は防衛心を働かせていたわ。どんな愛でも深刻に受け止めることはなかった。今だって、愛が何なのかわからない。何なの、それ? そんなものに巻き込まれたくないわ」

少女時代のChristinaは、父親が母親を殴り始めると自分の部屋にこもり、母親の泣き叫ぶ声が聞こえないように大きな声で歌っていたという。父親はChristinaに手を上げることもあり、一度は唇が切れ身の危険を感じたこともあったらしい。

現在の父親との関係を、Christinaはこう語っている。「私が初めて成功を手にしたとき、父親は私の人生に戻ってこようとしたの。でも、私はバカじゃない。そんな胡散臭いこと、すぐにわかるわ」「過去に対して許す余地はある。でも、彼と付き合っていくかは考えてみないと」

しかしChristinaは、このような辛いことを経験し感謝する部分もあるという。「だって、辛いときどうやって戦えばいいのかわかったもの。私は間違いなく、強くなったし、賢くなったわ。よりよい人間になるためには、人生で辛い思いをする必要もあるのよ」

Ako Suzuki, London
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