リンプ・ビズキットのDJリーサル、「ウェスがいなくても平気」

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Limp Bizkitの新作『Results May Vary』は、'01年にギタリストのWes Borlandが脱退してから初めてリリースされたアルバムとなる。バンドは、Guitar Centerをスポンサーに全米で新しいギターリストを探していたがうまくいかず、今年の初め、元SnotのギターリストMike Smithがバンドに参加することになった。その後、バンドはすでにレコーディングを済ませていたアルバムを破棄し、Smithと新たに制作を開始した。

Limp BizkitのDJ LethalはBorlandの脱退は、バンドにとって大打撃ではなかったと理解して欲しいとLAUNCHに語った。「みんな、Wes Borlandがいたから“Nookie”や“Rollin'"ができたって思ってるだろ。それは違う」とLethalは言う。「彼がいきなりかっこいいリフを持ち出して、“おい、みんなこれを聴いてくれ”とか言ってみんなをぶっ飛ばしてたわけじゃない。全員で作ってきたものなんだ」

『Results May Vary』は、Limp BizkitのリーダーFred Durstがプロデュースしたもの。彼は、シングル「Eat You Alive」のビデオも監督している。

アルバムの特別限定盤には、間もなく米国発売されるバンドのDVD『Poop』から抜粋された35分間のボーナスDVDが付いてくる。今年の終わりに発売される予定の『Poop』には、ライヴ・パフォーマンス、舞台裏、インタヴューのほか特別ゲストの映像が収録される。
バンドは、まだアルバムをプロモートするツアーの計画を発表していないが、年内にいくつかのショウを行ない、来年、大規模なツアーを行なうのではないかと見られている。

関連ニュースとして、MTV.comによると現在、活動を休止している伝説のギターリストEddie Van Halenが、最終的にMike Smithが引き受けることになったポジションの“オーディション”を受けた11人のギタリストの1人だったという話もある。この噂は、あまり信憑性のないものだが、ウェッブサイトmelodicrock.comは別の話を載せている。このサイトによると、DurstがVan Halenに電話をかけ、ジャム・セッションを誘って実現したが、それはただのお遊びだったという。匿名の関係者は「Eddieは、単なるたわ言につき合わされた。彼に対する侮辱だ」と同サイトに話している。

(C)LAUNCH.com
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