AC/DC、ブラック・サバスとのナイフ事件について語る

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AC/DCが、'77年にBlack Sabbathのヨーロッパ・ツアーでオープニングを務めていた際に起きたといわれるナイフ引き抜き事件の真相を打ち明けた。AC/DCのギタリストMalcolm Youngは、英国の音楽誌『Q』の最新号に掲載されている「Cash For Questions」のコーナーでSabbathのベーシストGeezer Butlerが彼らに向かいナイフを取り出したことを認めた。

Youngの話はこうだ。「俺たちは同じホテルに泊まってた。で、バーにいたGeezerが“俺は10年も、10年もこのバンドにいるんだ……。お前らも10年経ってみろ、俺たちの気持ちがわかるから”って泣き言を吐いてたんだ。俺は“そうは思わない”って言った。彼に同情するつもりはなかったからな。彼はものすごく飲んでて、いきなり飛び出しナイフを取り出したんだ」

Youngは、SabbathのフロントマンだったOzzy Osbourneに助けられたと付け加えている。「ラッキーなことにOzzyが通りかかったんだ。彼が“馬鹿野郎、もう寝ろ!”って言ってくれたんだ。Ozzyに助けられたよ。その夜は、彼と一緒に飲み明かしたんだ」

AC/DCは11月11日、'91年にキャッスル・ドニントン・パークで行なわれたコンサートを収録した2時間のライブDVD『Live At Donnington』を発売する。DVDにはDavid Malletによるディレクターズ・カットと、バンドのサウンド・エンジニアMike Fraserによりミックスされた5.1サラウンドがフィーチャーされている。

バンドは現在、ニュー・アルバムを制作中、来年のリリースを予定している。

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