R&Bの伝説、バリー・ホワイトが死去

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7月4日(金)、ソウルシンガー/ソングライター/プロデューサーのBarry Whiteが、ロサンゼルスのシダーズ・シナイ医療センターで死去した。'44年9月12日生まれ。享年58歳。

Whiteの長年のマネージャー、Ned Shankmanが声明の中で彼の死を確認している。Shankmanによれば、Whiteは昨年9月に入院、腎臓障害で人工透析を受けていたが、精神的には元気だったという。

'73年にWhiteといっしょに仕事を始めたマネージャーのShankmanは「Barryは最高の医療技術を持つ最高の病院で治療を受けながら、闘い続けた」と語っている。

2ヵ月前にWhiteを見舞った『Soul Train』のDon Corneliusは、Whiteは長い間力強く病気と闘っているとAP通信に話していた。
「彼は本当に苦しんでいる。体中に管を入れられている。これほど強くなかったら、とっくに死んでいただろう」

Whiteは『Ally McBeal』や『Simpson』といったTV番組に出演、2000年には2つのグラミー賞を受賞した。30年に及ぶキャリアでは、106枚のゴールドアルバム、41枚のプラチナアルバム、20枚のゴールドシングル、10枚のプラチナシングルを獲得。「Can't Get Enough Of Your Love, Babe」「You're The First, The Last, My Everything」などのヒットソングを生みだした。

去る5月、ロサンゼルス市議会は、サウスパークにあるレクリエーションセンターにWhiteの名前にちなんだ名称を付けることを全会一致で決定。Whiteはテキサス州ガルヴェストンの生まれだが、ロサンゼルスで育った。

Whiteは生前、プロデューサーで友人のJack Perry、アドバイザーのAbby Schroeder、Shankmanらと“デュエット”アルバムに取り組んでいた。

'99年、Whiteは自伝『Love Unlimited, Insight On Life & Love』を出版。

Whiteには8人の子供と孫、伴侶のCatherine Dentonが残されている。

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