ヒーセ、ロックンロールなお披露目ライヴ! 朋友には500円で歌詞を依頼?
2000年1月より無期限の活動休止に入っているTHE YELLOW MONKEYではあるが、この間、ヴォイス・トレーニングやメンバー集めなど着々とソロ活動の準備を進めてきたベーシストのヒーセが、このほど晴れてソロ・プロジェクト“HEESEY WITH DUDES”をスタートさせた。その初お披露目ライヴが、2月7日SHIBUYA-AXで行なわれた。
作品に応じてメンバーが変動するという“HEESEY WITH DUDES”だが、この日のメンバー構成は、レコーディングにも参加したマッド大内(Ds)と小野寺智(G)に、GOLDの大山英寿(G)を加えた4人編成。平均年齢やや高め、La.mama(渋谷のライヴハウス)臭のする顔ぶれだったりもする。で、3月5日にリリースされる1stアルバム『OBSTINATE ROCKAHOLIC』収録曲を中心に、アンコールを含め全11曲がプレイされたこの日のライヴは、事前に聴いていたCDよりも格段にアグレッシヴで見ごたえ充分! ヒーセ自身「シャバの空気は美味いぜぇ~」としみじみ叫んだほどの久しぶりのステージでもあり、自慢のハスキー・ヴォイスがさらに枯れるまで熱唱した。中でも印象的だったのが、3コード進行によるセンチメンタルなロッカ・バラード「ならず者アイムソーリー」。この曲は、作詞初体験で苦闘するヒーセに救いの手を差し伸べた旧友、吉井和哉が作詞を担当。<心は今でもお前の笑顔を覚えて/ときどきつまづく/どうしたんかねぇ>という歌いだしに、<一人きりは悲しいね>や<どっかで元気ならいいぜ><離れたくなんかない>など、小憎らしいまでに意味深な詞で、それを感慨深げに歌うヒーセの姿もまた、感慨深いものがあった。ちなみに、作詞のギャラは500円だったらしい。
そんなこんなでシットリとなりつつも、最後はヒーセらしくゴキゲンなロックンロール「DOWNTOWN TOKYO」でギンギン(←衣装も銀でした)にキメてくれた。が、筆者の個人的な感想だが、やはり“歌いながら弾く”という行為は見た目以上に難しいわけで、ヒーセの持ち味である腰がうねるようなグルーヴィ・ベースがユルくなっていた感が否めないのがちょっと残念。新調したフライングVの腕前も披露したのだが、「ギターも、これから頑張る」(ヒーセ談)ということで併せて期待しよう。間もなく始まる全国ツアーでどう変貌していくのか、楽しみだ。
HEESEY WITH DUDESのオフィシャルサイトは、http://www.heesey.com
作品に応じてメンバーが変動するという“HEESEY WITH DUDES”だが、この日のメンバー構成は、レコーディングにも参加したマッド大内(Ds)と小野寺智(G)に、GOLDの大山英寿(G)を加えた4人編成。平均年齢やや高め、La.mama(渋谷のライヴハウス)臭のする顔ぶれだったりもする。で、3月5日にリリースされる1stアルバム『OBSTINATE ROCKAHOLIC』収録曲を中心に、アンコールを含め全11曲がプレイされたこの日のライヴは、事前に聴いていたCDよりも格段にアグレッシヴで見ごたえ充分! ヒーセ自身「シャバの空気は美味いぜぇ~」としみじみ叫んだほどの久しぶりのステージでもあり、自慢のハスキー・ヴォイスがさらに枯れるまで熱唱した。中でも印象的だったのが、3コード進行によるセンチメンタルなロッカ・バラード「ならず者アイムソーリー」。この曲は、作詞初体験で苦闘するヒーセに救いの手を差し伸べた旧友、吉井和哉が作詞を担当。<心は今でもお前の笑顔を覚えて/ときどきつまづく/どうしたんかねぇ>という歌いだしに、<一人きりは悲しいね>や<どっかで元気ならいいぜ><離れたくなんかない>など、小憎らしいまでに意味深な詞で、それを感慨深げに歌うヒーセの姿もまた、感慨深いものがあった。ちなみに、作詞のギャラは500円だったらしい。
そんなこんなでシットリとなりつつも、最後はヒーセらしくゴキゲンなロックンロール「DOWNTOWN TOKYO」でギンギン(←衣装も銀でした)にキメてくれた。が、筆者の個人的な感想だが、やはり“歌いながら弾く”という行為は見た目以上に難しいわけで、ヒーセの持ち味である腰がうねるようなグルーヴィ・ベースがユルくなっていた感が否めないのがちょっと残念。新調したフライングVの腕前も披露したのだが、「ギターも、これから頑張る」(ヒーセ談)ということで併せて期待しよう。間もなく始まる全国ツアーでどう変貌していくのか、楽しみだ。
HEESEY WITH DUDESのオフィシャルサイトは、http://www.heesey.com
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