P. ディディのBad Boy EntertainmentがUniversal Recordsと契約

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Sean "P. Diddy" CombsのレーベルBad Boy Entertainmentが2月6日(木)、Universal Recordsとワールドワイドのディストリビューション契約を交わした。同契約の金額面に関する詳細は発表されていないが、この件に近い情報筋によると、Combsはかなりの支払いを受け取り、さらに彼のレーベルであるBad Boy Entertainmentの所有権も保持するという。

UniversalはBad Boyにプロモーションとマーケティングのサポートを提供する。加えてNotorious B.I.G.112、Total、Ma$e、Combsのクラシック・リリースや、Dream、Loon、Carl Thomasといった今年の新リリースを含むBad Boyの作品を配給する予定だ。

Universal/Motown Records Group会長のMel Lewinterは、声明の中で今回の契約について次のように述べている。「P. DiddyとBad BoyをUniversalの一員として迎えられることにエキサイトし、また光栄に思っている」「ソングライター、プロデューサー、そしてアーティストとして、P. Diddyは世界で最も能力のあるひとりだ。クリエイティヴな才能を持ち、過去10年間にわたってすばらしいビジネスを展開してきた。彼のキャリアの中の次の業績となる活動で我々が重要な役割を果たせると期待している」

また、Combsも次のような声明を発表している。「Doug Morris(Universal Music Group会長兼CEO)、Mel、そしてUniversalのファミリーと共に働けてうれしく思う」「自分にとってBad Boyを育てる機会を持つのは大切なことで、音楽業界のNo.1企業と共にそれができるようになった。これは自身とBad Boyにとって願ってもない状況であり、すぐにでもここから音楽の歴史を作っていきたい」

現在Bad Boyに所属するアーティストはSean "P. Diddy" Combsをはじめ、Notorious B.I.G.、Dream、Faith EvansCarl ThomasNew Edition、8Ball & MJG、 Loon、Mario Winans、Black Rob、Cheri Denis、G. Dep、Craig Mack、Totalら。また、ほかにも成長途中のアクトが数名在籍している。

Yves Erwin Salomon, New York (C)LAUNCH.com
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