M5:Calling '97.7.9発売 22ndシングル UKのバンド、QUEENの名曲「ボヘミアン・ラプソディ」のような“1曲中に曲の表情が変わる”ナンバーを念頭において、形にされていった異色のバラッド。何回となく“凍結”(レコーディング作業が暗礁に乗り上げること)を繰り返し、この最終型に落ち着いた。イントロとアウトロのヴォーカルとギターの“阿吽”は、まさにコール&レスポンスを具現化したセクションで、このセクションに挟まれた通常のバラッド・セクションを逞しく聴かせる効果があると思う。 | M6:TIME '92.5.27発売 10thシングル「BLOWIN'」2nd beat 稲葉浩志の思い出の風景を回想するような作り方で、歌詞は書かれた。ギターのアルペジオとアタックを丁寧に積み上げる部分に、TAKのプロフェッショナルさを感じられる曲だろう。<LIVE-GYM>で演奏されればされるほど、B'zの足跡を刻む、ある種雄大な曲。 | M7:消えない虹 '95.11.22発売 8thアルバム『LOOSE』収録曲 ピアノとともに、少し“うつむき加減”をも感じさせる稲葉浩志のヴォーカルが秀逸。後奏の、ピアノとストリングスに絡む枯れたギターは、ブルージーややジャズ寄りだ。3分35秒という小品バラッドだが、とても煎じ詰められた世界がある。 | M8:月光 '92.10.28発売 6thアルバム『RUN』収録曲 わがままな男のつぶやきとおぼろげな月の光を重ね合わせたバラッド。超速のギターソロとムーディなアコースティックギターの対比が “魅せる”。フルートの音を混ぜたシンセの音も効果的。 | M9:ハピネス '97.11.19発売 9thアルバム『SURVIVE』収録曲 ハモンドオルガンからフィル、そしてスライドギターで作られたリフが、ハネたエイトビートと緩やかに融合するフュージョン系ミドルナンバー。アコースティックギターのソロとエレクトリックギター・ソロの両方を聴くことができる。エンディングのファルセット“稲葉”ヴォイスも聴きどころ。 | M10:もう一度キスしたかった '91.11.27発売 5thアルバム『IN THE LIFE』収録曲 TAKメロディの宝庫の中でもマイナーコード系のど真ん中にあたるメロディがきっちりと展開する楽曲。今聴くと、幼さも感じられるヴォーカルの質感も、この曲にぴったりと合っていると思うのは、僕だけだろうか。 | | 『a BEAUTIFUL REEL.』 B VISION 2002年11月27日発売 DVD/ONBD-5014~5 5,775(tax in) VIDEO/ONVX-5014 3,150(tax in)
B'z2年ぶりの映像作。 2002年に行なわれたスタジアム&ドーム全国ツアーであり、約70万人を動員した<B'z LIVE-GYM 2002 "GREEN" ~Go Fight Win ~>の映像を収めたもの。
最新アルバム『GREEN』からの曲を中心に、9年ぶりにライブ演奏された「太陽のKomachi Angel」、「恋心」、「裸足の女神」などもをアコースティック演奏で披露。ライヴ映像ながらファンでなくても飽きさせることのない演出満載のライヴ! CGや特殊効果もニクい。
DVDのみの特典映像としてB'z初のアメリカライヴ<B'z LIVE-GYM2002"ROCKIN' CALIFORNIA ROLL">から2002年9月24日LAでのライヴダイジェスト映像と、同年10月5日、日比谷野外音楽堂にて行なわれたプレミアムライヴ<B'z LIVE-GYM2002 "ROCKN' California Roll" in Tokyo>のライヴダイジェスト映像を収録。
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