ラッセル・シモンズ、ジャム・マスター・ジェイ殺害の根底にある原因を語る

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ヒップホップ界の大物Russell Simmonsが、親友だったRun-D.M.C.のDJ、Jam Master Jayの死を嘆いている。Jam Master Jayは10月30日、ニューヨーク州クイーンズにある彼のレコーディング・スタジオで射殺された。Simmonsと彼の率いるHip Hop Action Networkはあるキャンペーンをスタートさせ、Jam Master Jayの遺産にふさわしいポジティヴな光を当てようとしている。

SimmonsはJam Master Jayの殺害に至った要因として、彼の出身地と社会的な側面を軽く見ることはできないという。「事実はこうだ。俺はクイーンズ地区のホリスの出身で、過去10年以上にわたってこの辺では数多くの殺人事件が起きている……しかし、正義の前で裁かれた奴はほとんどいない」「治安が悪くなって、経済状態や様々なことが悪化すれば、最初に狙われるのは……。分かってるだろうけど、根底にある原因というのは……貧困と無知、職不足、それにコミュニティの中の銃……つまり、永遠に続くってことだ。俺たちはこういう問題に目を向けるべきだ」

Yves Erwin Salomon, New York (C)LAUNCH.com
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