ドン・ヘンリー、ロジャー・ウォータース、ジョン・メレンキャンプらがライヴでビルボード誌編集者をトリビュート
Don Henley、Roger Waters、John Mellencampほか、故Timothy Whiteに敬意を払うアーティストらが10月8日(火)、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンでパフォーマンスを行なった。このショウはWhiteの家族のために開かれた2つのベネフィット・コンサートのうちのひとつ。ビルボード誌の編集者で作家だったWhiteは、6月27日に急死した。50歳だった。ライヴの参加者はほかにJames Taylor、Sheryl Crow、Brian Wilson、Sting、Jimmy Buffettら。
2回のコンサートによってWhiteの未亡人Judy Garlan Whiteと、夫妻の双子の息子AlexanderとChristopherのために150万ドルが集められた。1回目は10月7日(月)にボストンのFleetCenterで行なわれ、事実上ソールドアウトとなっている。
当日の夜はドラマーのSteve Jordan、ベーシストのWillie Weeks、ギタリストのWaddy Wachtel、Danny Kortchmarを含むハウスバンドとともにWilsonのステージからスタート。ほぼ満員の観衆を総立ちにさせ、「California Girls」「God Only Knows」「Do It Again」「Help Me Rhonda」「Surfin' U.S.A.」といったBeach Boysのクラシック・ナンバーをプレイした。続くJimmy Buffetは「Far Side Of The World」「A Pirate Looks At 40」「Margaritaville」を披露。
割れんばかりの拍手を受けてステージに登場したRoger Watersは、Pink Floydの「Wish You Were Here」と新曲の「Flickering Flame」、そして「Comfortably Numb」を演奏したが、同曲ではHenleyがギターの一部とヴォーカルパートを担当し、WachtelとKortchmarが曲を通して猛烈なギターソロを交互に浴びせていた。
James Taylorが登場すると会場が少し静かになり、「October Road」「Stop Thinking 'Bout That」「Mexico」(Buffettと共演)、そしてTaylorとStingをヴォーカルにフィーチャーしたスローバラードの「You Can Close Your Eyes」をしっとりと聞かせる。また、Sheryl Crowは「If It Makes You Happy」「Soak Up The Sun」「Home」を見事に演奏し、最新のヒット「Steve McQueen」も披露した。
自らのバンドを連れたHenleyは、Eaglesのシンガー/ベーシストTimothy B. SchmitとTaylor、さらに聖歌隊をフィーチャーしたステージで「How Can I Stop Singing」を演奏。Schmitがコーラスに加わったDavid Grayの曲「Shine」や「Boys Of Summer」、Stingがヴァースを歌い、バックにコーラスを配したBob Marley「Get Up Stand Up」をプレイした。
短い休憩の後、再びステージに現われたStingは「Roxanne」に始まり、「Fields Of Gold」「If I Ever Lose My Faith In You」「Every Breath You Take」と続く、その夜のベストセットといえるパフォーマンスを行なった。
ショウのラストを飾ったのはMellencampで、「Paper In Fire」、女性ヴォーカルにHeather Headleyをフィーチャーした「Peaceful World」(オリジナルはIndia.Arie)、ラディカルにアレンジされた「Small Town」「Robert Johnson Blues」、そしてサプライズ・ゲストにPatty Smythを迎えた「Pink Houses」でステージを終えた。
アンコールではすべてのパフォーマーがステージに集まり、スピリチュアルなスタンダード・ナンバー「This Train Is Bound For Glory」とSly & the Family Stoneの「Everyday People」の2曲を演奏。またこの日、それぞれのアーティストのパフォーマンスの前には、アリーナの大型スクリーンに各アーティストからのトリビュート・ビデオが流されたほか、公私にわたってWhiteの人生を捉えたビデオ・バイオグラフィーも上映された。
Bruce Simon, New York (C)LAUNCH.com
2回のコンサートによってWhiteの未亡人Judy Garlan Whiteと、夫妻の双子の息子AlexanderとChristopherのために150万ドルが集められた。1回目は10月7日(月)にボストンのFleetCenterで行なわれ、事実上ソールドアウトとなっている。
当日の夜はドラマーのSteve Jordan、ベーシストのWillie Weeks、ギタリストのWaddy Wachtel、Danny Kortchmarを含むハウスバンドとともにWilsonのステージからスタート。ほぼ満員の観衆を総立ちにさせ、「California Girls」「God Only Knows」「Do It Again」「Help Me Rhonda」「Surfin' U.S.A.」といったBeach Boysのクラシック・ナンバーをプレイした。続くJimmy Buffetは「Far Side Of The World」「A Pirate Looks At 40」「Margaritaville」を披露。
割れんばかりの拍手を受けてステージに登場したRoger Watersは、Pink Floydの「Wish You Were Here」と新曲の「Flickering Flame」、そして「Comfortably Numb」を演奏したが、同曲ではHenleyがギターの一部とヴォーカルパートを担当し、WachtelとKortchmarが曲を通して猛烈なギターソロを交互に浴びせていた。
James Taylorが登場すると会場が少し静かになり、「October Road」「Stop Thinking 'Bout That」「Mexico」(Buffettと共演)、そしてTaylorとStingをヴォーカルにフィーチャーしたスローバラードの「You Can Close Your Eyes」をしっとりと聞かせる。また、Sheryl Crowは「If It Makes You Happy」「Soak Up The Sun」「Home」を見事に演奏し、最新のヒット「Steve McQueen」も披露した。
自らのバンドを連れたHenleyは、Eaglesのシンガー/ベーシストTimothy B. SchmitとTaylor、さらに聖歌隊をフィーチャーしたステージで「How Can I Stop Singing」を演奏。Schmitがコーラスに加わったDavid Grayの曲「Shine」や「Boys Of Summer」、Stingがヴァースを歌い、バックにコーラスを配したBob Marley「Get Up Stand Up」をプレイした。
短い休憩の後、再びステージに現われたStingは「Roxanne」に始まり、「Fields Of Gold」「If I Ever Lose My Faith In You」「Every Breath You Take」と続く、その夜のベストセットといえるパフォーマンスを行なった。
ショウのラストを飾ったのはMellencampで、「Paper In Fire」、女性ヴォーカルにHeather Headleyをフィーチャーした「Peaceful World」(オリジナルはIndia.Arie)、ラディカルにアレンジされた「Small Town」「Robert Johnson Blues」、そしてサプライズ・ゲストにPatty Smythを迎えた「Pink Houses」でステージを終えた。
アンコールではすべてのパフォーマーがステージに集まり、スピリチュアルなスタンダード・ナンバー「This Train Is Bound For Glory」とSly & the Family Stoneの「Everyday People」の2曲を演奏。またこの日、それぞれのアーティストのパフォーマンスの前には、アリーナの大型スクリーンに各アーティストからのトリビュート・ビデオが流されたほか、公私にわたってWhiteの人生を捉えたビデオ・バイオグラフィーも上映された。
Bruce Simon, New York (C)LAUNCH.com