ローリング・ストーンズ、亡くなったクルーのチーフに『Forty Licks』を捧げる

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Rolling Stonesが10月1日に米国発売されるベストアルバム『Forty Licks』で亡くなったクルーのチーフ、Royden Walter "Chuch" Mageeを追悼している。この2枚組CDのブックレットには、Mageeへの“特別な捧げもの”が含まれている。Mageeは6月18日、トロントでツアーのリハーサル中に心臓発作を起こし死亡した。ブックレットにはMageeへ贈る次のような言葉が記されている。「祝福と愛。天国での輝きを君に、友人よ!」

また、バンドはツアーでもMageeに敬意を表わし、20ドルのプログラムの中でStonesのギターやメンバーと共に写っているMageeの写真をフィーチャーして、「この男はまさに“地の塩(良き人間)”だった」と語っている。

Magee(54歳)はFacesのギタリストだった頃のRon Woodについた後、'72年にStonesのクルーとなった。Woodはその後、'75年にStonesに加入している。

今回のLicksツアーでは長年のギターテック、Pierre De BeauportがMageeの仕事を引き継いでいる。次のコンサートは9月20日(金)、フィラデルフィアのFirst Union Centerで行なわれる予定。

ベスト盤『Forty Licks』はStonesのキャリアを網羅した36曲のヒットと4曲の新曲を収録。アルバムは今年初めにパリでレコーディングされた。プロデューサーはDon Was。

Gary Graff, Detroit (C)LAUNCH.com
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