＜FRF'02＞THE HIGH-LOWS、ちゃんと脱ぎました

「ハイロ～ズ！　ハイロ～ズ！」

ステージが始まる20～30分前から、すでにHIGH-LOWSコールが起こっている。もう待てません！というファンでステージ前は人でいっぱい。そして気温も最高潮な午後２時にメンバーが登場。ステージが始まった。

……といえばあとは想像通りの大盛り上がり大会。’95年結成以来、ライヴバンドといえばHIGH-LOWS、というくらいで、シンプルなのだけど、甲本ヒロト（Vo）の鬼気迫る歌いっぷり、ポップパンクのサウンド、そして「ライヴって楽しい！」と思わせるステージに、一度彼らのライヴを観てしまったら虜になってしまう……という魅力をこの日も全開。とはいえ、今日のヒロトは白のシャツに黒の細いパンツ姿。カッコいいのだが、露出度の低い姿にちょっぴり残念……（？）。

けれどやってくれました。ラスト２曲目の「相談天国」の間奏で、ヒロトがにやっと笑ったかと思うと、ベルトに手をかけ、そのままストーン。これがないとHIGH-LOWSじゃない、くらいな期待感にこの日も応えていた。そしてちょっと関心したのは、その“ヒロトのにやっ”にすばやく反応したのか、ステージ脇に設置されている巨大モニターのカメラはすばやく他のメンバーのカットに切り替え。ヒロトの大事な部分はステージ近くにいた人だけのサービスショットとあいなりました。