オアシス、ライヴでジョン・エントウィッスルをトリビュート。一方でジョージ・マイケルを罵倒

ポスト
Oasisは7月5日(金)夜、3日間にわたって行なわれるウィークエンドショウの初日を迎えた。この日のセットのエンディングで、バンドは先ごろ亡くなったThe WhoのJohn Entwistleに敬意を表し、彼のベースソロが有名な「My Generation」をプレイした。

Finsbury Parkで行なわれたこの野外ライヴは1日中悪天候に見舞われ、雷雨が4万人の観衆を襲い、重いぬかるみに苛まれた。Oasisはニューアルバム『Heathen Chemistry』から「Hindu Times」と現在の米国シングル「Stop Crying Your Heart Out」を含む数曲を演奏。彼らはまた、ファンに人気の「Cigarettes And Alcohol」や、過去のヒット「Live Forever」「Don't Look Back In Anger」といった曲も披露した。

コンサートは引き続き7月6日(土)、7日(日)にも行なわれ、チケットはすべてソールドアウト。このウィークエンドショウに参加したアクトは他にCharlatansBlack Rebel Motorcycle Club、Soundtrack Of Our Lives、Coral。

Entwistleのトリビュートとは逆に、ギタリストのNoel GallagherはGeorge Michaelを攻撃し、彼の政治的な曲「Shoot The Dog」を酷評している。この曲のアニメのクリップはTony Blair英首相とGeorge W. Bush米大統領を風刺し、BlairがBushのプードルとして描かれている。

Gallagherは次のようにBBCに語っている。「彼は社会的なコメントをしようとしている。20年間、世間から事実をひた隠していた奴がだよ……今になって急に世界の在り方に発言しようとしてるんだ。笑っちゃうよな」

Gallagherはまた「曲を聴かなくても、不愉快でひどいものだってのが分かるだろう。いったい何を言おうってんだ?」と付け加え、Michaelのことを 「ウソつきの偽物」と呼んだ。

Gallagher兄弟は最近、他のポップ・アーティストを頻繁に攻撃している。Noelは先日、Kylie Minogueを「怖ろしいほどの間抜け」と言い、Liam は、“Posh Spice”こと、Victoria Beckhamを「本も書けないほどのバカ」と呼んだ。この兄弟は過去にもさまざまなアーティストを罵倒している。

Darryl Morden, Los Angeles (C)LAUNCH.com
この記事をポスト

この記事の関連情報