ブリトニー・スピアーズがフィラデルフィアのソングライター2人に訴えられる

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フィラデルフィアのソングライター/ミュージシャンのMichael CottrillとLaurence Wnukowskiが、ポップ界のスーパースター、Britney Spearsに対し訴訟を起こした。2人はマルチ・プラチナとなったSpearsの2ndアルバム『Oops...I Did It Again』に収録された2曲は、彼らが作った曲をベースにしていると主張している。被告としてSpearsのほかにJive Records、Wright Entertainment Group、Zomba Recording Corporation、BMG Music Publishingの名が挙げられている。

6月7日(金)にフィラデルフィア連邦地方裁判所に提出された訴訟内容によると、CottrillとWnukowskiは'99年に“What You See Is What You Get”というタイトルの曲を作り、レコーディングして著作権登録を済ませた後、Spearsの今後のアルバムでの採用を考慮してもらうために彼女の代理人のひとりに曲を提出したと主張している。訴状によれば、Spears側はこの曲を却下したという。

CottrillとWnukowskiは、その後Spearsが2000年5月にアルバム『Oops...I Did It Again』の収録曲として“What U See (Is What U Get)”と“Can't Make You Love Me”をリリースしたが、この2曲は彼らが以前提出した“曲とほぼ同じ”であるとしている。2人の代理人は、フィラデルフィアの法律事務所、Bochettto & Lentzの弁護士、George Bochettoが務めている。

BochettoがLAUNCHにこの訴訟について説明してくれた。「該当曲は、もともとBritney Spearsのために特別に作られたものであるため、著作権法にのっとり、(Spears側が)曲の入手が可能であっただけでなく、かなりの類似点を示すことができる。したがって著作権法上、基本的にこちらの曲を盗んだものとして、ここペンシルベニア州東地区(地方裁判所)で訴訟を起こした」

訴訟ではさらに、Spearsのプロデューサーやソングライターたちが、作品の本当の作者を隠そうとして“(該当する)両曲について、歌詞や曲の一部にわずかな調整をほどこしただけ”だとしている。

Bochettonによれば、この件についてSpearsは数週間のうちに供述を取られることになるかもしれないという。「私たちは、来月Britney Spearsがフィラデルフィアにやって来たときに、彼女の宣誓供述を得るよう裁判所に緊急の申請を行なっている」

Spearsは、6月28日にフィラデルフィアのFirst Union Center、7月5日に隣接州のニュージャージー州アトランティックシティでコンサートを行なう予定になっている。

Jason Gelman, New York (C)LAUNCH.com
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