ジェニファー・ロペスがセックス・ビデオ訴訟を取り下げる

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シンガー/女優のJennifer Lopezが、プライバシーの侵害に対する訴訟の最終部分を取り下げた。Lopezは、Suge Knight Filmsが彼女と元恋人のセックス・シーンを含むビデオの発売を計画していると知り、'01年5月に訴訟を起こした。ヒップホップ界の大物、Suge Knightが率いる同社の弁護団はLopezのビデオ発売差し止め要求を退けていたが、最終的にはセックス・テープの存在自体を否定。Knightと彼のDeath Row Recordsに対する裁判は棄却された。

不特定の被告に対する訴訟の残りの部分については、万が一ビデオテープが浮上してきた場合の予防策として、そのまま残されている。Lopezの弁護士、Stanton L. SteinがBBCに理由を説明している。「彼らとなんらかのかたちで関わっている誰か他の人物が、ある種類のテープの存在や所有権を主張してくるかどうかわかりませんでした。すぐに行動できるよう、訴訟の手続きに確実にこの部分を含めておこうと考えたのです」

Knightが『J. Lo Uncut: Tha Real Story』というタイトルでLopezのビデオを発売するという情報が流れ始めたのは、昨年の5月だった。Lopezの弁護団が訴訟を起こすと、Knightの弁護士チームはSteinに次のような手紙を送付した。「Larry様。私はSuge Knight Films, Inc.の代理人です。本文書は、私が依頼人から下記の内容を伝えられていることを確認し通告するものです。(1)依頼人は現在『J. Lo Uncut: Tha Real Story』というタイトルのビデオを制作中である (2)最近のStar誌の報道に反し、依頼人はLopezさんと元恋人に関わる“セックス・テープ”と呼ばれているものは所有していない (3)依頼人はStar誌に該当記事の情報提供はしていない」

LopezとKnightの和解条件は明かされていない。
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