ジョージ・ハリソンがレコーディングした最後のアルバム

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BeatlesのメンバーGeorge Harrisonが昨年、癌との闘いの合間に密かに最期のアルバムをレコーディングしていたとロンドンのSunday Times紙は伝えている。Harrisonは11月29日(木)、ロサンゼルスで死去した。58歳だった。

『Portrait Of A Leg End』と題されたそのアルバムにはドラマーのJim Keltnerと、おそらくギタリストのEric Claptonがフィーチャーされている。2人ともHarrisonの友人だった。Harrisonは11月25日(日)に病室で、友人と家族のためにそのアルバムの中から数曲を演奏したと報じられている。

Harrisonは今年、イングランドにある彼のスタジオで未完の25トラックの制作作業を続けていた。中には'80年代にまでさかのぼる曲もいくつかあり、Sunday Times紙によれば'99年に自宅で襲撃されて刺された経験など、最近の出来事を扱った曲も含まれているという。しかし、どれもHarrisonの差し迫った死に言及するものではない。“Rising Son”というトラックはHarrisonの息子、Dhaniに向けた曲でもあるようだ。

KeltnerはTimes紙とのインタヴューで、このアルバムを「制作途中」で「シンプルかつダイレクト」と述べている。アルバムのリリース計画についての発表はない。

Harrisonの最近のスタジオアルバムは'87年の『Cloud Nine』。彼の前回のアルバム『Live In Japan』は'92年にリリースされた。

Dave Ankers, New York LAUNCH.com
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