ホイットニー・ヒューストンのシングル“The Star-Spangled Banner”が米国でビッグセールスを記録

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Soundscanによると、Whitney Houstonの“The Star-Spangled Banner”の再発シングルが今週、全米でビッグセールスを記録した。同シングルは10月7日までの1週間で約6万枚を売り上げ、エアプレイとセールスを合わせた集計では現在Billboard Hot 100チャート13位となっている。シングルはすでにRecording Industry Association of America(米レコード工業会)からプラチナに認定されており、彼女のレーベルArista Recordsは小売店へ向けて100万枚を出荷した。

Houstonの“The Star-Spangled Banner”は最初、'91年1月27日にフロリダ州タンパのSuper Bowl XXVでライヴ披露され、同年末にシングルとしてリリース。同トラックは9月11日に起きた米同時多発テロ救済のために最近、再リリースされた。

「'91年、最初に“The Star-Spangled Banner”を歌ったとき、米国は湾岸戦争の最中で、国が団結していました」とHoustonは言う。「この国歌はアメリカ合衆国の音楽的シンボルとなってるんです。こうしたかたちで参加できて誇りに思ってます」

CDシングルには米国国歌と“America the Beautiful”のHoustonヴァージョンが収められている。HoustonとWhitney Houston Foundation For Children, Inc.、Arista Recordsはシングルの印税と純利益をすべてNew York Firefighters 9-11 Disaster Relief Fund(NY消防士9月11日救済基金)とNew York Fraternal Order of Police(NY警察共済組合)に寄付する予定。同シングルは現在までに100万ドル以上の資金を集め、NY警察と消防署の災害救済基金に寄贈されている。

同トラックは昨年、彼女のキャリアを網羅したコレクション『Whitney: The Greatest Hits』に収録され、アルバムは米国でダブルプラチナを獲得、全世界で1000万枚近くを売り上げている。

Jason Gelman, New York LAUNCH.com
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