ウィーザーがヨーロッパ・ツアーをキャンセル、12月まで米国ツアー

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9月の米同時多発テロ事件の影響で、またひとつツアーがキャンセルされた。今回キャンセルされたのはWeezerのヨーロッパ・ツアーで、10月9日のコペンハーゲンから全16公演を行なう予定だった。

しかし、Weezerが公式ウェブサイト(Weezer.com)に掲載しているコメントは、詳細は明かしていないものの、他の複数の要因も中止決定の大きな理由となったことを伝えている。
「最近の悲劇的事件で、海外渡航、航空機移動がより高額かつ困難に、そして(多くの人が忠告してくれたように)よりリスクを伴ったものになってしまい、そのことは当然、今回のツアーの運命を決めた要因となってはいます」「先週ぐらいから様々な問題が発生しはじめ、ツアー敢行が困難で、実行が現実的ではないものへと急激に変わっていきました」

結果としてWeezerは、“不本意ながら、ヨーロッパ・ツアーは来年まで待つことに同意しました”ということだ。

ウェブサイトに記された言葉を借りれば、この“非常に予想外でショックな”決定で、代わりに米国でのコンサート日程が年末まで追加されることになった。米国ツアーは11月から開始され、サンディエゴやサンノゼなどの延期となっていたカリフォルニア公演の振替公演や、年頭に発表された“Midget”ツアーのスケジュールには入っていなかった都市での公演も追加される。

一方でWeezerは、自分たちの分身を再び活動させるようだ。全曲カヴァー・バンド、Goat Punishmentとして“新曲のみ”で“5~10公演程度”のライヴを行なうという。

シングル“Hash Pipe”“Island In The Sun”が収録されているWeezerの3rdアルバム『Weezer』は、今年5月に発売された。

Neal Weiss, Los Angeles LAUNCH.com
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