MTV Video Music Awardsに、ミック・ジャガーとキッド・ロックがとともに登場

９月６日の夜、ニューヨークのMetropolitan Opera Houseで開かれた第18回MTV Video Music Awardsではさまざまなゲストやプレゼンテーターらによるパフォーマンスが見られた。

『Saturday Night Live』のWill Ferrellはステージの足場に登り、Skid RowのTシャツを見せてこう叫んだ。
「俺は怒っている。このショウをめちゃくちゃにしてやる。O-Townはどこだ？」彼のパフォーマンスは、昨年のイベントでRage Against The Machineのメンバーが本番中にステージ装置によじ登ったことをからかったもの。

*N SYNCがヒットシングル“Pop”を演奏すると、King Of Pop（ポップの王）のMichael Jacksonが楽々とそのステージに加わり、*N SYNCの若い力に負けず劣らずのすばらしい動きを見せた。オーディエンスはJacksonと*NSYNCにパフォーマンスにふさわしい最高のスタンディングオベーションを送った。

Britney Spearsは彼女のニューシングル“I'm A Slave 4 U”を演奏し、ヘビを首の回りに巻いて生きたチーターとジャングルパフォーマンスを披露。それらの野生動物は、番組が放送される数日前に動物の権利を保護する愛護団体PETA（People For The Ethical Treatment of Animals）が公式に抗議したにもかかわらず、ステージで使用された。

さらに驚いたことに、Rolling Stonesのフロントマン、Mick JaggerがKid Rockといっしょにステージに現れ、“Lady Marmalade”のAguileraとLil' Kim、Mya、Pink、ElliottらにVideo Of The Year（年間最優秀ビデオ）を授与した。

予想もしなかった事がたくさん起きたこのショウだが、感動的な瞬間はやはり、８月25日に墜落事故で死亡したAaliyahと８人の犠牲者への追悼シーンだった。Janet Jackson、Missy "Misdemeanor" Elliot、Timbaland、GinuwineらがAaliyahの兄弟のRashad Haughtonと共演し、22歳で生涯を終えたシンガーに敬意を表した。

Jason Gelman, New York　LAUNCH.com