モビー、今度の“Area:One”ツアーの精神は“寛容”

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7月10日、Mobyの“Arena:One”ツアーのリハーサルが、翌11日の初日の開催地となるアトランタで開始された。Mobyはこのフェスティバル・ツアー全17公演の各公演ごとに、モダン・ロックのIncubus、カナダのシンガーソングライターNelly Futado、シンセ・ロックの雄New Order、ヒップホップ・グループのOutkastRootsなどと共演する。

Mobyは「できれば、音楽的容認と寛容のある環境を作り出すとともに、個人レベルの容認と寛容も促進したい」と考え、この幅広いラインナップによるツアーをまとめたのという。

「このフェスティヴァルで、男性や女性、黒人や白人にアジア人、ストレートの人やゲイの人が全員来られて、自分たちが受け入れられ認められていると感じる環境を作りたいんだ。なぜなら、ここ2、3年のポップ・カルチャーで最も気になる風潮のひとつが、露骨な女性蔑視や人種差別、ゲイ差別の文化が氾濫しているという事実なんだ。俺は個人的にそういったものをすっげえ不愉快に思ってる」

「女性差別、人種差別、ゲイ差別の傾向は、必ずしも一般の人々の生活を反映しているものではないと思う。(態度を示す)機会さえあれば、ほとんどの人たちは柔軟な感覚を持ち寛容であると思うよ」

Darren Davis, New York LAUNCH.com
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