ジェニファー・ロペス、プライベート映像の公開差し止めならず

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Jennifer Lopezは、Death Row RecordsのCEO、Marion "Suge" Knightが製作している彼女のプライベート映像を使用した新作映画『J. Lo Uncut: Tha Real Story』の公開の一時差し止めを求めていたが、ロサンゼルス高等裁判所は5月11日、この差し止め要求を却下した。Lopezの元恋人が撮影した2人のセックス・シーンを含む映画をKnightが製作中だというStar誌の記事を受けて、Lopez側はプライバシーの侵害、不正代理権(False Representation)、公表権の侵害(Violation of Right of Publicity)としてKnightを訴えている。Knightおよび彼の弁護士であるJeffrey Lowyは、そういったセックス・ビデオの存在を否定している。

匿名となっている元恋人は、Lopezの許可を得ずに2人の性的行為を録画していたとされ、今から1年以上も前にKnightにビデオを売却していたとされている。Knightは、当時Lopezと交際していたライバル、Sean "P. Diddy" Combsへの仕返しを目的にこれを購入したとみられている。訴訟におけるLopez側の申し立ては次のようになっている。
「原告(Lopez)は、原告の性行為を撮影したビデオの存在を知りません。ゆえに、そういったビデオが存在するとすれば、それは(a)原告を映したものではない、もしくは、(b)原告の認識および了解のないまま撮影されたもの、ということになります。もし、テープに撮影されているのが原告であれば、自分の性行為は完全にプライベートなものであり、第三者に見られるものではないという、原告の常識的な理解に反して作成されたものということになります」

『J. Lo Uncut: Tha Real Story』は、Knightの映画会社、Suge Knight Filmsより夏に公開予定となっている。

Lopez関連の他のニュースとしては、新作映画『Angel Eyes』が5月18日より米国公開される。また、LopezはNBCテレビと契約し、プエルトリコ系の家庭で2人の姉妹と共にブロンクスで育ったという彼女自身の経験をモデルにしたコメディ・ドラマを製作することになっている。その前には、同局で秋に放送予定のミュージカルの主演およびプロデュースを努めることが決まっている。

Yves Salomon, New York LAUNCH.com
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