メタリカ、グラミー賞ノミネート曲“Call Of Ktulu”を語る

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Metallicaは、2月21日(水)に開催される今年のグラミー賞で、Best Heavy Metal Performance(ベスト・ヘヴィメタル・パフォーマンス)にこそノミネートされていないが、'99年のアルバム『S&M』に収録されているオーケストラ・ヴァージョン(Michael Kamen指揮、San Francisco Symphony Orchestra)の“Call Of Ktulu”で、Best Rock Instrumental Perfoemance(ベスト・ロック・インストゥルメンタル・パフォーマンス)にノミネートされている。

MetallicaのドラマーのLars Ulrichは、“Call Of Ktulu”はまるでオーケストラで演奏されるために作られたような曲だとLAUNCHに語った。
「“(Call Of)Ktulu”みたいな曲は、こういったことにピッタリなんだ。そういう言い方がアリだとすればね。歌がないことによって、よりスペースがあるんだ。つまり、サウンドのイメージがあったときに、そのイメージの範囲内のスペースは限られているんだ。ヴォーカルやギター・ソロ、大事なMetallica風リフやそういったものが入れられるね。全部のバランスをとるのが大事で、それは決して簡単なことじゃない。でも、“Ktulu”みたいなヴォーカルのない曲の場合は、明らかに(その分の)スペースが大きくて、よりオーケストラを生かすことができるんだ」

“Call Of Ktulu”と並んでBest Rock Instrumental Performanceにノミネートされているのは、Peter Framptonの“Off The Hook”、Phishの“First Tube”、Joe Satrianiの“Until We Say Goodbye”、Kenny Wayne Shepherdの“Electric Lullaby”。“Call Of Ktulu”の初リリースは、Metallicaの'84年のアルバム『Ride The Lightning』である。

Darren Davis、ニューヨーク
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