レディオヘッド、『Kid A』の次作はトラディショナルとの報道にコメント

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Radioheadは『Kid A』で全米チャート1位を獲得したばかりだが、すでに次のプロジェクトへ向けてエネルギーを蓄えている。新作は予定よりも早くリリースされそうだ。次回作は実験的な『Kid A』と比べ、よりトラディショナルなサウンドになると報道されているが、ギターリストのEd O'Brienはそのような見方はしていない。

O'Brienは次のように説明する。
「それぞれの要素についてはそうなんだけど、トラディショナルなサウンドというのは賛成できないな。つまり、2枚のアルバムに十分な素材を録音したってこと。そして、どういう形になるか分からないけど、それらの曲を来年にリリースしたい。そんなにトラディショナルだとは思わないよ。もちろん、過去にやったような要素はいくつかあるけど。たぶん、ストレートに突っ走る曲が4、5曲入るだろう」

さらに「よりストレートだというのは確かなんだけど、トラディショナルかどうかというと、それはよく分からない」と付け加える。
「すごく難しいな。お決まりのはっきりしたヴァース~コーラスっていうのが、必ずしもあったほうがいいとは思ってないんだ。そういう部分を含む曲もいくつかあるし、それは事実だけど。次のアルバムには満足してもらえるだけの曲が入っている。どういう形態になるかは、分からないよ。4月までに発売になると考えただけでも、けっこうなことじゃないか。あ、来年のね」

なお、シングルとして公式にリリースされているわけではないが、オルタナティヴロックのラジオでは“Optimistic”がよくかかっている。“Optimistic”はModern Rockチャートで現在第16位。

記:Darren Davis、ニューヨーク/Gary Graff、デトロイト
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