レディオヘッド、ニューヨークでの最新ライヴの模様

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10月11日(水)、Radioheadのファンがニューヨークの町に長い行列を作り出した。この地区では唯一となる、RadioheadのRoselandでの公演を見逃すまいと、早くからファンが会場に駆けつけたからだ。この日のRadioheadは、最新チャート1位のアルバム『Kid A』のほとんどの曲に“The Bends”や“Karma Police”などの人気曲をちりばめ、行列で待っていたファンの期待を裏切らない、素晴らしいステージを繰り広げた。

この日のショウは、8人組のホーンセクションをともなった“The National Anthem”で幕を開けた。ショウの最中には、声援に感動したヴォーカルのTom Yorkeが、ファンの持っていた“サンキュー”と書かれたサインを奪い、会場を埋めている観客に向かって振りかざすという一幕もあった。

この日演奏された曲目は、“Morning Bell”“Airbag”“In Limbo”“Optimistic”“Lucky”“My Iron Lung”“Permanent Daylight”“No Surprises”“Talk Show Host”“How To Disappear Completely”“Paranoid Android”“Idioteque”“Just”“Everything In Its Right Place”など。

アンコールでは、“Karma Police”“The Bends”“Pyramid (Egyptian) Song”を演奏し、2回目のアンコールの“Motion Picture Soundtrack”で、この夜の幕を閉じた。

米国でのRadioheadの次のライヴは、10月14日(土)のTV番組『Saturday Night Live』出演になる。そして、10月17日(火)にトロントのAir Canada Center、10月20日にロサンゼルスのGreek Theatreでライヴを行なう。

記:Darren Davis、ニューヨーク
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