グリーン・デイの新作『Warning』、発売前にNapsterで流れる

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Green Dayの6作目『Warning』が店頭に並ぶまでにはまだ3週間あるが、Napsterではアルバムを丸ごと聴くことができる。音楽業界は長期にわたって徹底した閉鎖運動を展開してきたが、それにもかかわらずNapsterは存続し、アルバムに収録されている全12曲がサイトから入手可能となっている。

この状況はバンドに少なからず不安を抱かせている。ボーカル/ギターのBillie Joe ArmstrongとベースのMike Dirntは先日LAUNCHに、こうした不法活動は反逆心を煽るだけだ、とコメントした。
「やはり不法なものと感じるし、そういう考えを抱いているよ」とBillie Joeは言う。
「音楽が危険なものになってしまう。だろ? だって、俺たちが演ってる音楽では、人々を悪へと誘ってるんだ。“この本を盗め”“あのレコードを盗れ”って。それじゃ、盗んじゃえば」
「まったく、犯罪だぜ」Mikeは笑う。
「訴えてやる」

『Warning』がNapsterに載ったのと時期を同じくして、Green Dayの所属レーベルであるReprise Recordsの親会社、Warner Music Groupは11月初旬からダウンロードによるアルバム及びシングルのネット販売を行なうと発表した。

記:Neal Weis、ロサンゼルス
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