グリーン・デイ、日程が空く

ポスト
 8月8日沖縄のOkinawa ZooでGreen Dayのコンサートが開かれた。そして、この公演を最後にバンドはしばらくツアーから遠ざかりそうだ。沖縄のあと韓国のソウルで公演を予定していたが、プロモーターにより土壇場になってキャンセルされた。来月行われるテキサス州の公演が1、2回分取り消された矢先のことで、これはBeastie BoysのMike Dが自転車の事故でケガを負い、Rhyme & Reasonツアーの一部がキャンセルになったためだ。
 日程が空いたことで6枚目のアルバム『Warning』の10月リリースに向けて調整の時間がかなり取れることとなった。おそらくそれは彼らの作品の中で最も熱のこもった大作となるだろう。
 ドラマーのTre Coolによると、彼とメンバーのBillie Joe Armstrong、Mike Dirntの3人はバンドの基盤を広げ価値を深める役割を果たしたということだ。Coolは今までにないさまざまな楽器を演奏することでバランスが取れるようになったとLAUNCHに語る。
「Billie Joeはハーモニカとサクソホーンを、俺はアコーディオンとシェーカー、マラカス、そしてある曲ではコンガを少し扱った」
「MikeはFarfisaを演奏、これは昔the Doorsが使ってた年代物のアナログシンセサイザーのようなもので、すごくかっこいい。Mikeのものは緑色なんだ。やりがいのあるものに突き当たったら何でも、率先してやる、ただそれだけ。BillieもMikeもそうだ。お互いに得るものは大きい。俺たちはいろいろなことができるのだから」
アルバム『Warning』は米国10月3日店頭発売。

記:Neal Weiss、ロサンゼルス
この記事をポスト

この記事の関連情報