デュラン・デュラン、“命に関わるほど血圧を上げさせて”訴えられる

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 ロスアンジェルスに住む女性が、Duran Duranのファンの電話により“安眠妨害”及び“命に関わるほど血圧を上げさせられた”として、バンドに対し、ロスアンジェルス上級司法裁判所において訴えを起こした。

 LAUNCHの入手した裁判資料によると、Duran Duranがアーティストグッズ、コンサートチケット販売の広告に原告、Cornell Zacharyの電話番号を載せた為、原告は、'98年7月28日より継続して、全国のファンから電話の“嵐”にあっているという。起訴状では、“その結果、ロックバンド、Duran Duranの何百万人のファンが、原告の所有する電話番号に電話し、原告の電話が昼夜問わず鳴り止まないという状況を招いた”とされている。

 また、起訴状では、“原告は、健康、気力、体力を害し、神経系統及び身体的に損傷を受けた。これらの損傷は全て原告の精神、身体、神経に対し苦痛を与え、また今後も苦痛を引き起こすものである”としており、さらに、“損傷は、原告に一生治らぬ障害を残す”と主張している。

 Zacharyは、被告に対し過失及び人身被害を訴えており、休職による損失、諸経費の損害賠償及び懲罰的損害賠償を求めている。Duran Duranの他に17の会社又は個人が被告として挙げられている。

記:Neil Weiss、ロスアンジェルス
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