【俺の楽器・私の愛機】1775「角部屋の6畳」

【K.YAIRI JY-45(左)、epiphone casino 寺田1991(右)】（神奈川県　さとうゆうと　24歳）


はじめまして、さとうゆうとと言います。この僕の部屋の一角から、メインギター2本を紹介させて頂きます。

まず、左はK.YAIRIのJY-45という型のアコースティックギターで、1年半ほど前にお茶の水でお迎えしました。低音の鳴りがとんでもなく、バンド練しているような感覚になりますね...。思わず手癖でしたクリシェが、音源レベルで綺麗に鳴ります。もうカタログにはないモデルらしく、国産のJ-45といった立ち位置ですかね。音はイメージするような本家の感じではなくて、ひたすらに抜ける、使い勝手がいいやつ。PU入れてなかったり、ストラップピンも開けてないこともあるのか、本当に生音が馬鹿でかいです。Recやライブではマイキングで、ニュアンスがいい感じに出てるかなって思いますね。

右は、去年の秋くらいに迎えた91年の寺田楽器製epiphone casinoです。高騰につぐ高騰でなかなか、そして好ましい個体もなかなか、、、出回っている数もそこまで多くはないので、ずっと探していました。周りにジャパビン(だけでなくとも)カジノプレーヤーが割といるので、みんなにいろいろアドバイスを頂いて、本当に何本も弾きました。偶然良い個体が新宿で見つかって、すぐに試奏して、でも、一週間寝かせました。でもスタジオとか入ったりしてて、やっぱりどうしてもあれは、、、と思い、自分のライブの日だったのですが、まあ買わないかもな、とも思って先代ギター(335)持って、もっかいだけ！と、試奏しにいきました。その日は、なぜか、箱物ギターを2本抱えて帰ることになりましたね。

p.s.
写真外には、guyatoneのレスポール型ベースとストラトが鎮座しているので、折があればまた紹介させて頂きたいです。いつも、皆様の投稿、そして烏丸さんの、投稿者と同じ目線に立って付してくれているコメント、本当に楽しく読ませていただいてます!!!!!!!

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24歳にしてこのブレのない審美眼、アンプの上にちょこっと乗ったスライドバーにセンスの良さを感じた。ウイスキー角のポケット瓶もいずれボトルネックになるということでしょうか。そして「お？」と目を引いたのは、「買った」でもなく「手に入れた」でもなく「お迎えした」という言葉の選び方ね。ステキ過ぎます。こういうところに表現者としてのアティチュードとかモノに対する姿勢が、ふわっと表れたりするのよ。植物とか生き物界隈で「お迎えした」という表現をよく目にするけれど、まさにこの一言から、楽器に対する愛おしさが伝わります。さとうさんの部屋にお迎えされた楽器たちは幸せっすよ。（BARKS 烏丸哲也）


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