ゴジラ、パリ・オリンピック開会式でのライヴ・パフォーマンス音源を公開

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フランスのヘヴィ・メタル・バンド、ゴジラが、7月26日に開催されたパリ・オリンピックの開会式で、オペラ歌手のマリーナ・ヴィオッティとパフォーマンスした「Mea Culpa (Ah! Ça ira!)」の音源をストリーミング配信した。


ゴジラは、かつて牢獄だったコンシェルジュリーで、フランス革命の際流行した歌「サ・イラ」をゴシック・メタル調にアレンジしてプレイし、オリンピックで演奏した初のヘヴィ・メタル・バンドとなった。

フロントマンのジョー・デュプランティエは、「(始まる直前は)俺は何をしようとしているんだ? 何が起きているんだ? 俺らは世界中にテレビ放送されるとこでメタルをプレイしようとしてる。クレイジーだって思ってた」「(パフォーマンス中は)ヘヴィ・メタル・コミュニティーのことを考えていた」と、『LOUDWIRE』のインタビューで語っている。

その想いは通じたようで、スリップノットのショーン・クラハンは、彼らのパフォーマンスを見て「鳥肌が立った」そうだ。クラハンは『Metal Hammer』誌のインタビューで、ゴジラをこう称賛している。「俺は彼らを誇らしく思ってる。俺が“誇らしい”なんて言葉を口にするのは奇妙に聞こえるかもしれないが、あのバンドは本当に凄いよ。俺らの友人でもあるし、マリオ(・デュプランティエ)はハード・ロックで俺のお気に入りのドラマーの1人だ。あのパフォーマンスを見たとき、俺は、ただただ彼らが誇らしかった。なんて大きな栄誉、なんてビッグなパフォーマンスだったことか」

「トップ中のトップである素晴らしいアスリートたちが集まる場だ。関係者の誰かが、“ゴジラで幕開けだ”って思ったんだろ。ゴジラが金メダルってわけだ」


Ako Suzuki
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