【俺の楽器・私の愛機】1679「このB級感がたまらないですよね。」

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【Fender Made in Japan Traditional 60s Jazzmaster】(埼玉 なにわもんギター 21歳)


ジャズマスターが欲しい!!と思ったきっかけは3つのバンドのギタリストが使用していたからです。

1人目はNUMBER GIRLの田渕ひさ子氏、2人目はスピッツの三輪テツヤ氏、3人目はフジファブリックの山内総一郎氏(2009、2010年使用)の3人が使っているのを見てその見た目のカッコ良さやそれぞれの音が全く違うけれどもどの音もカッコイイと思って中学生の頃から想い続けていました。

しかしジャズマスター(ジャガーも)は90年代以降の音楽シーンで人気機種となり気軽に手が出せる値段でもありませんでした。

大学2年生になって新品同様状態で購入しムスタングブリッジが搭載された状態だったので弦落ちもなくていい巡り合わせだったと思いました。

写真で皆様が気になるのはやはりアノダイズドPGだと思います。

元々購入した時は通常のべっ甲柄のPGだったのですが大学に置いておいた際、悪戯に遭いPGがズタボロになってしまったのです…

そこでせっかくだからと山内氏仕様に近づけようと思い2万円で友人にPGを作ってもらい取り付けた経緯になります。

以前1633で掲載させて頂いたストラトと比べるとじゃじゃ馬というかストラトの楽器としての完成度に改めて気付かされたというか…ですが独特のテンションから鳴るセンターのジャキジャキ感や歪みとの相性、私が大好きなVenturesのテケテケ感もイける最高に渋いギターだなと思います。

スーパーカーが大好きなので近々Squierのジャガーを買ってフロント、リアをハムにしてステッカー貼りまくってスーパーカー時代のいしわたり淳治氏風のギターを作る計画も立てております。







   ◆   ◆   ◆

ストラトよりも後発なので、色んな面でストラトより創意工夫&新たなアイディアが組み込まれ、「ジャズギタリストに使ってもらうんだ」というコンセプトもしっかりしていたのに、蓋をひらけばじゃじゃ馬と呼ばれ後のグランジで愛用されるという、数奇な運命を歩んでこられたジャズマスターさん。今やこれでジャズを弾くイメージは皆無となっております(笑)が、メローなサウンドから下品なまでのエッジーなトーンまで、その幅広い潜在能力は、フェンダーのトップオブトップとして生まれた底力なのかもしれないですね。愛用ギタリストの顔ぶれを見ると、そんなジャズマスターの潜在能力の確からしさを証明している気がします。(BARKS 烏丸哲也)

★皆さんの楽器を紹介させてください

「俺の楽器・私の愛機」コーナーでは、皆さんご自慢の楽器を募集しています。BARKS楽器人編集部までガンガンお寄せください。編集部のコメントとともにご紹介させていただきますので、以下の要素をお待ちしております。

(1)投稿タイトル
(例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
(例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
(例)トラヴィス・ビーン TB-1000
(例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
(例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
(例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
(5)写真
※最大5枚まで

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