フィル・マンザネラ「ロキシー・ミュージックはもうライヴはやらないと思う」
Phil Guest from Bournemouth, UK, CC BY-SA 2.0
ロキシー・ミュージックは、2022年にデビュー50周年を祝い、11年ぶりにツアーを開催したが、フィル・マンザネラ(G)いわく、それが最後で、もうライヴ・パフォーマンスはしないだろうという。
マンザネラは、50周年記念ツアーは別れを告げるのに「相応しかった」と、『Ultimate Classic Rock』に語った。「あのツアーのアルバムをリリースするかもしれない。僕は、僕らはもうライヴはやらないと思う。あれで終わりだったと思う」
50周年記念ツアーは、ブライアン・フェリー、アンディ・マッケイ、フィル・マンザネラ、ポール・トンプソンのラインナップで開催され、2022年9月7日から10月14日までに北米で10公演、本国イギリスで3公演が行われた。
ラスト・ツアーを銘打ったわけではなかったが、マンザネラはツアーが始まる前、「自分がいつ、もう終わりだという段階に入るのかはわからない。だから、最後だと思って取り掛かるべきだ。僕は可能な限り楽しむよ」と、『CONSEQUENCE』のインタビューで語っていた。
ロキシー・ミュージックは2019年、フェリー、マッケイ、マンザネラ、トンプソンに、元メンバーのブライアン・イーノ、エディ・ジョブソン、故グラハム・シンプソンを加えた7名がロックの殿堂入りし、式典ではフェリー、マッケイ、マンザネラ、ジョブソンのラインナップでパフォーマンスした。
Ako Suzuki