玉城千春（Kiroro）、約13年ぶりのソロアルバム『WITH YOU』を7/31配信リリース

Kiroroの玉城千春が、ソロとして約13年ぶりとなるアルバム『WITH YOU』を7月31日にリリースする。

沖縄県内の児童養護施設『島添の丘』を巣立っていく子どもたちのために作った、はなむけの唄から生まれた楽曲「あの人の声」を1月にリリースした玉城だが、アルバムのリリースは約13年ぶりとなる。

『WITH YOU』は玉城自身のこれからの活動の指針となるような、学校での特別授業・児童養護施設の子供たちとの国際交流・地元・沖縄読谷村への恩返しなど、色々な想いを曲にしたものを集めたアルバム。収録されている全楽曲のプロデュースを玉城自身が手がけた。母校である読谷中学校の生徒たちと、病気で亡くなった生徒のことを思い詞を作った「命の樹」、特別授業で出会った沖縄県内のインターナショナルスクールの生徒たちと平和について考え一緒に詞を作った「Hope Dream Future」、児童養護施設の子供や職員と交流しながら曲を作った「あの人の声」など、さまざまなストーリーを持つ楽曲が収録されている。

また、ボーナストラックとして玉城自身がプロデュースし、玉城の娘“echo”が歌唱とピアノ演奏をした楽曲「Dear My Friend」が収録されている。

そんな玉城は7月1日、沖縄県読谷村にて行われていたBIGIN主催の＜うたの日コンサート＞に出演。同アルバムに収録される「命の樹」「おかえり」「モリモリモリンガ」などを披露し、MCでは同アルバムのリリースを自ら発表した。

●玉城千春　コメント
Kiroro20周年が落ち着いた翌年の2019年。
家族でマレーシアのボルネオ島にある児童養護施設を訪れてから、
沖縄の子どもたちのことはどうなっているのだろうと気になるようになりました。
そんな中、母校である読谷中学校にある桜の木をテーマにした「命の勘」という曲を
制作したことがきっかけとなり、沖縄の小中学校をまわる特別授業がはじまりました。
そこからご縁がつながり、子どもたちと曲を作る機会が増え、
アルバムを作りたい、残したいという想いから、ここまでたどりつきました。
想いをたくさんつめこんでいます。
ソロの制作は2011年の「Brand New Days」以来ですが、
このアルバムは曲作りの原点に戻れました。
ぜひ聴いてください。