【インタビュー】<LuckyFes'24>出演・Novel Core、フェスは“戦いの場”「全方位の魅力が詰まった本当にいいセットリストを持っていきます!」
◾️自分のファンダムと一緒に、心をオープンにして音楽を楽しめるよう成長していきたい
──かねてより、Coreさんのセットリストの流れが非常に美しいと思っているのですが、どういう考えのもと組み立てているのでしょうか。
Novel Core:ワンマンとフェスではちょっと考え方が変わってくるのですが、共通点でいうとストーリー性をスゴく意識することですかね。例えば前の曲のトピックを拾って、同じようなテーマを別の言い方で歌っている曲につなぐとか。あとはBPMや曲のキーも気にしています。1曲めのBPMが100で、2曲めが120になったのに対して、3曲目のBPMが70に落ちるとさみしくなっちゃうんですよ。それを考えて順番を入れ替えたり、バンドに相談してインストを挟んだり。聴いていて気持ちがシュンとしないことは意識しています。
──すごい……!
Novel Core:これは普段外に対して言わないことですがせっかくなのでお話すると、フェスの場合は前後のアーティストや裏のアーティストとの時間の被り方も考慮しているんです。「このくらいの時間で人が流れてくる可能性があるから、セットリストの後半に掴みやすい曲をもってこよう」とか、「人が流れてきたタイミングでこの曲を歌っていたら良さそうだからセットリストを入れ替えよう」とか。「一つ前のアーティストがこういうタイプのアーティストで、僕の後のアーティストがこういうタイプだから、多分ステージの近くに滞在している人たちはこういう音楽が好きそう。それならこの曲を1曲目に持ってこよう」とか。そういったことも考えています。
──もしかして、全部ご自身で考えていたり?
Novel Core:そうですね。基本的には僕が考えています。なので、実際にハマった時は嬉しいです。ステージにいてもハマっているか、そうでないかがわかるんですよ。バチッとハマっているところを見るのが楽しみの一つでもあります。
──素晴らしい……! セットリストはもちろんですが、ステージングも楽しみです。
Novel Core:ステージングも当日の様子を見て臨機応変に変えているので、楽しみにしていてほしいですね。初めましての人にも立ち止まってもらって、興味を持続してもらいたいので、左右に大きく振るステージングも増えますし、遠くのみんなまで目が合うようにアイコンタクトも頑張っています。MCもライブハウス以上にハキハキゆっくり喋らないと聞きづらくなるので発音を変えたり、MCの分量を少なくしたり。特に夏フェスはトラブルがつきもので、今までも暑さで機材がストップしちゃったこともあるんですよ。その時はバンドにジャムセッションみたいなことをしてもらって、僕もフリースタイルでラップをして時間をつなぎました。そういった意味でも臨機応変なステージングが見られると思います。
──そこにも注目ですね。そしてご出演される7月15日は、いろんなジャンルのアーティストさんが出演されます。気になるアーティストはいますか?
Novel Core:(ラインナップを確認しながら)NEWSの皆さんは激アツじゃないですか。最初に見た時もテンション上がったんですよね、「NEWS!?」って(笑)。あとは、新しい学校のリーダーズは仲良しなので一緒の日に出られて嬉しいし、トンボコープはこの間別のフェスで声を掛けてくださったのでまた一緒に出られるのが嬉しいし。あとは、Da-iCEとedhiii boi。ここはほぼ身内ですね(笑)。でも、そうだなぁ。個人的にブチ上げなのは四星球とROTTENGRAFFTY。僕、ただただ大好きなんです。タイムテーブルを見ると、ROTTENGRAFFTYから僕にバトンが渡って、それをトリのDa-iCEに渡すんですよね。熱すぎる(笑)! 四星球はHILLS STAGEのトリかぁ。うわぁ、Da-iCEと時間被っちゃってる……。どっち見ようか迷う!
──まさにお客さんの心境(笑)。すでに楽しんでいただけているようで嬉しいです! そして、先月始動したBMSG POSSEも、今年はフェスに出演されます。気持ちやパフォーマンス面で、どう違いを出しているのでしょうか。
Novel Core:意識せずとも別物になっている感じはします。POSSEは仲間といい意味で肩の力を抜いて、サイファーをしている感じ。自由度も高いし、仲間が歌っている時に後ろでガヤガヤしているモブ感も含めて力まずにやれています。ステージの上で楽しんでいるところを「あいつら楽しそうだな」と伝えることが重要というか。一人でやる時とはまったく違いますね。
──ちょっと意地悪な質問かもしれないのですが、仲間と楽しんでいることを意識しすぎてしまうと、お客さんとの距離が離れてしまうこともあると思います。そのバランスはどうされているのでしょうか。
Novel Core:それは根本の意識の問題なのかなと思っていて。たしかにステージ上で身内ノリで完結してしまうケースもあるのですが、僕らって普段ソロアーティストとしてそれぞれライブやツアーをやっている面子が集まっているんですね。なのでお客さんとのコミュニケーションは無意識に5人全員ができているというか。「その5人が集まるとこんなに楽しくなるんだよ」という見せ方ができているのがPOSSEなのかなって。めっちゃ極端な言い方をすると、自分たちが楽しんでいるのを見せるのか、お客さんもクルーの一員になった気持ちにさせられるのか。POSSEは後者が暗黙のルールになっているんだと思います。
──だからこそ、リスナーたちも心から楽しめているわけなのですね。そして来年2月は初のアリーナ単独公演が決定しました。それまでにどんなNovel Core像を作り上げていこうと考えているのでしょうか。
Novel Core:今年の武道館公演後にリリースした「CHAOS」という曲があるのですが、その曲が今の自分のコンセプトになっています。ジャンル、年齢、キャリア、戦っているフィールドが異なるアーティスト同士、ファンダムも含めてごちゃ混ぜにできる状態を作りたいと本気で思っていて。それができるのは、僕のようにカルチャー、ジャンル、複数のDNAが混ざっている人間じゃないとできないと思うんです。なのでコラボレーションも積極的にやりつつ、フェスで新しいつながりを作って、自分のファンダムと一緒に心をオープンにして音楽を楽しめるように成長していきたいです。そしてアリーナ公演をやる頃には、アリーナクラスのカオスな空気感をポジティブなものとして提示できるアーティストになりたいと思っています。
──Coreさんは言葉にしたことをどんどん実現されていますよね。有言実行するために一番大切だと思うのはどんなことですか?
Novel Core:やめないこと。絶対に引き下がらないのが僕のルールなんです。大きなことを成し遂げた人の共通点って、やめなかったこと以外ないと思っていて。やめなければ負けることもないし、失敗することもない。もし失敗しても、いつか成功した時に「このときのための失敗だったっしょ」と言い換えられますから。今も東京ドームでやると口に出したからには意地でも成功させるぞという気持ちで、引き下がらないマインドを大切にやっています。
──時には軌道修正をしたり、判断をしたりしなければいけないことも出てくると思うのですが、どんなタイミングで見極めているのでしょうか。
Novel Core:最終的には僕、スタッフさん、OUTERがワクワクするかしないかで舵を切るようにしています。A案とB案があったとして、B案の方がリスクがあるけどワクワクするよねとなったら、B案をどうにかして実現することを考えます。A案に行く方法は基本的に取らないです。
──素敵な判断軸ですね。
Novel Core:ワクワクしない方に舵を切った時って、人のせいにできちゃうんですよ。例えばA案がコケた場合、「僕はぶっちゃけよくないと思っていたけど、みんながいうからこっちにした」とか。そういう状況を作りたくないんです。失敗したとしても、「こっちにして正解だったでしょ。回収していく方法を考えよう」というポジティブな方向に持っていきたくて。ワクワクはいつも大切にしています。
──ワクワク繋がりでもう1つ質問を。様々な活動をされていますが、今一番ワクワクする活動は何ですか?
Novel Core:0を1にする瞬間かな。僕の頭の中にしかないスケッチを、スタッフさんやOUTERに共有して、みんなのものにする瞬間が一番ワクワクします。ぱっと浮かんだメロディを「こんなの浮かんだ」って急にファンクラブにアップしたりするのですが、それを実際数カ月後に曲としてリリースしたりもしていて。ワクワクの種の共有ですよね。僕の内側にだけ留めておいて曲をリリースしても、単に新曲が出たで終わっちゃうじゃないですか。でも事前に0が1になった瞬間をみんなで一緒に見ていると、リリースした曲を我が子のようにかわいがってくれるというか。なので、面白いことを思いついた時は実現の可否などは一旦置いておいて、誰かに共有するようにしています。
──アイデアが出てくるCoreさんはもちろんなのですが、それを良しとしてくれるチームも素敵ですね。
Novel Core:本当にそう! 言っちゃダメなことは言わないだろうという信頼のもとOKしてもらっているのですが、たまにダメなことも言っちゃうんですけどね(笑)。でも、本当にありがたい。僕、今ワクワクしていることをみんなに伝えたいんです。例えば、僕が夜中に面白いことを思いついて「うわ、めっちゃ面白いじゃん! 絶対盛り上がるじゃん!」と思って、夜中の3時に爆音で音楽を聞きながら騒いでいるようなことも伝えたい。OUTERとのギャップを無くしたいんですよ。できる限り近い距離でいたいし、思ったことは思った時に素直に伝えたいし、大切にしています。
──その自由な環境がCoreさんをより輝かせているのですね。では最後に、フェスに行こうか悩んでいる人にメッセージをお願いします。
Novel Core:チケット、買っちゃおう!
──間違いない(笑)。
Novel Core:迷っている時って、自分の選択肢を無意識に増やそうとしてしまうので、削っていく作業が大事だと思っていて。チケットを持った状態で当日がきてしまえばもう行くしか選択肢がなくなりますからね。僕が出るフェスなら絶対楽しませますし、<LuckyFes>ならヤバいライブになることは間違いないです。それにお目当てのアーティスト以外との出会いもフェスの醍醐味。美味しいご飯と新しいアーティストを探すためにぜひチケットを買って遊びに来てください!
取材・文◎高橋梓
<LuckyFes'24>出演アーティスト
DAY1:7月13日AMEFURASSHI with RAM RIDER/ALI/石井竜也 with 杏里/ウルフルズ/大塚 愛/加藤ミリヤ/氣志團/クラウド・ルー(盧廣仲)/THE PRIMALS/The Wasabies/J-JUN/私立恵比寿中学/水曜日のカンパネラ/SUPER★DRAGON/SCANDAL/すりぃ/7ORDER/Chillies special guest MORISAKI WIN/デラックス×デラックス/冨岡愛/Night Tempo with FANCYLABO/ばってん少女隊/ハルカミライ/一青窈/FLOW/森高千里/yama/燐舞曲 /(O.A)Ashley
DAY2:7月14日
相川七瀬/Aile The Shota/打首獄門同好会/Xdinary Heroes/XY/岡崎体育/KREVA/ケプラ<NEW>/ゴールデンボンバー/SILENT SIREN/THE BACK HORN/The BONEZ/JY(KARA)/Jams Collection/SKRYU/竹原ピストル/超ときめき(ハート)宣伝部/t-Ace/西川貴教/Novelbright/ハラミちゃん/FUNKY MONKEY BΛBY'S/藤巻亮太<NEW>/HEY-SMITH/MAN WITH A MISSION/MUCC/Mega Shinnosuke/Roselia/(O.A)ちたへんりー
DAY3:7月15日
新しい学校のリーダーズ/石崎ひゅーい/Ink Waruntorn/edhiii boi/n.SSign/KISS OF LIFE/CANDY TUNE/KOTORI/Conton Candy/Chevon/シャイトープ/Juice=Juice/四星球/杉山清貴&オメガトライブ/Da-iCE/高嶺のなでしこ/高橋優<NEW>/TETORA/Def Tech/トンボコープ/NEWS/Novel Core/FRUITS ZIPPER/bokula./ヤングスキニー/RAISE A SUILEN/ROTTENGRAFFTY/(O.A)IVVY<NEW>/(O.A)ジョナゴールド
[ドコモCSpresents Lucky Space]
DAY1:7月13日
Groove Nomad Orchestra/佐咲紗花/The Wasabies/DJみそしるとMCごはん/根本凪/ひとりスキップカウズ(イマヤス)/マシコタツロウ special guest 加藤里保菜/REBOUND/ROCKETMAN/(O.A)おとじゃくし 等
DAY2:7月14日
磯山純/イバラッパー a.k.a イバラキング/京太朗と晴彦/つじりお/DJ SEIRA/DJ YU-KI 等
DAY3:7月15日
Idol to LuckyFes(Palette Parade・さよならステイチューン・アイオケ・メイビーME)/安達勇人/宇宙まお/クリトリック・リス/KEN EBISAWA/DJデッカチャン/HIKKA 等
<LuckyFes'24>チケット詳細
LuckyFesのチケットは、LuckyFMチケット販売システム「いばチケ」・ローソンチケット・チケットぴあ・イープラス・楽天チケットにて一般販売中◇チケット種別
(1日券) 大人:12,800円、中高生6,400円
(2日通し券) 大人:24,000円、中高生12,000円
(3日通し券) 大人:35,000円、中高生17,500円
*すべて税込価格
* 小学生以下は入場無料(チケット保有の保護者1名につき2名まで)。高校生以下の方は未成年者であることから保護者扱いからは除外とさせていただきます。
◇一般販売
プレイガイド:LuckyFMチケット販売システム「いばチケ」/ローソンチケット/チケットぴあ/イープラス/楽天チケット
LuckyFesチケットページ: https://luckyfes.com/ticket/
LuckyFMチケット販売システム「いばチケ」: https://www.funity.jp/tickets/ibatk/showlist
ローソンチケットLuckyFes特設ページ: https://l-tike.com/concert/luckyfes/
チケットぴあ: https://t.pia.jp/
※検索窓から「LuckyFes」と検索してください
イープラスLuckyFes特設ページ: https://eplus.jp/sf/detail/3629810001?P6=001&P1=0402&P59=1
楽天チケットLuckyFes特設ページ: https://ticket.rakuten.co.jp/music/fes/RT1D002/
■海外在住者向け(抽選)※国際クレジットカード対応
ローソンチケット: https://l-tike.com/st1/wis1tmxfy3r9e8d91y7d/Tt/Ttg010agreement/index
イープラス: https://ib.eplus.jp/luckyfes2024
KKday: https://www.kkday.com/ja/product/181506
◇LuckyFes’24 前方エリア優先入場券のご案内
申込期間:2024年6月22日(土)10:00~6月26日23:59
確定連絡:2024年6月29日(土)10:00
料金:500円( 発券手数料・先行予約手数料・消費税含む )
対象アーティスト:RAINBOW STAGE・WING STAGE出演の全アーティスト(オープニングアクトは除く)
お申込みページ: https://www.funity.jp/tickets/ibatk/showlist
◆ふるさと納税 LuckyFes'24チケット
茨城県ひたちなか市のふるさと納税のお礼の品として、LuckyFes'24のチケットの提供をしております。ひたちなか市のふるさと納税を活用することにより、ひたちなか市の財源を増やし、フレンズの経済的負担を軽減させて、LuckyFesのフレンズを増やすことができる三位一体のメリットを享受することができます。ぜひご利用ください。
※ふるさと納税の受付は6月22日(土)までとなります。
【7/13 1日券・1枚】LuckyFes’24 チケット
https://www.satofull.jp/products/detail.php?product_id=1487313
【7/14 1日券・1枚】LuckyFes’24 チケット
https://www.satofull.jp/products/detail.php?product_id=1487319
【7/15 1日券・1枚】LuckyFes’24 チケット
https://www.satofull.jp/products/detail.php?product_id=1487328
【7/13‐15 3日通し券・1枚】LuckyFes’24 チケット
https://www.satofull.jp/products/detail.php?product_id=1487333
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