エピフォン、マンドリンとバンジョー全6種類の新作を発売
エピフォンが、歴代の最も人気の高いバンジョーおよびマンドリン・モデルを再現した『Bluegrass Collection (ブルーグラス・コレクション)』として、Inspired By GibsonとInspired By Gibson Customのシリーズから計6種類のモデルを発売した。
『エピフォン ブルーグラス・コレクション』には、『Earl Scruggs Golden Deluxe Banjo(アール・スクラッグス ゴールデン・デラックス・バンジョー)』、『Mastertone Bowtie Open Back Banjo(マスタートーン・ボウタイ・オープンバック・バンジョー)』、『Mastertone Classic Banjo(マスタートーン・クラシック・バンジョー』、『F-5G Mandolin(F-5G マンドリン)』、『Mandobird(マンドバード)』、『F-5 Studio Mandolin(F-5スタジオ・マンドリン)』が含まれる。
【エピフォン ブルーグラス・コレクション】
●アール・スクラッグス ゴールデン・デラックス・バンジョー
【参考価格】179,300円(税込)
アール・スクラッグスは、歴史上最も影響力のあるバンジョー奏者。彼は「スクラッグス・スタイル」と呼ばれる三本の指を使ったバンジョー奏法を確立。このスタイルはブルーグラス音楽の特徴とも呼べる奏法であり、様々なジャンルに大きな影響を与えた。
『エピフォン アール・スクラッグス ゴールデン・デラックス』は、アールが長年にわたり愛用した楽器に敬意を表し、エピフォンよりリリース。彼のメイン機のバンジョーは、1949年に自ら入手した希少なギブソンRB-グラナダ・マスタートーン五弦バンジョー。彼は2012年に亡くなるまで、そのバンジョーを愛用し続けた。
『エピフォン アール・スクラッグス ゴールデン・デラックス』は、3層からなる合板メイプルにフィギュア―ド・メイプルが貼られたリゾネーターと3層の合板メイプルによるリム、そして金メッキのアームレストが特徴。アームレストにはアール・スクラッグスにインスパイアされた彫刻。26.4インチ・スケールのメイプルネックにはミディアム/トール・サイズのフレットが22本打ち込まれたエボニー指板が貼られ、マザーオブパールによる「ハーツ・アンド・フラワーズ」と「マスタートーン」インレイが施されている。ハードシェルケースが付属。
【製品ページ】
https://www.epiphone.com/ja-JP/p/Banjo/Earl-Scruggs-Golden-Deluxe-Banjo/Vintage-Sunburst
●マスタートーン・ボウタイ・オープンバック・バンジョー
【参考価格】110,000円(税込)
『エピフォン マスタートーン・ボウタイ・オープンバック・バンジョー』は、1950年代~1960年代のギブソン マスタートーン・モデルを象徴する「ボウタイ」モデルのデザインをベースに、手頃な価格でのリリースを実現したモデル。クローハンマー、フレイリング、スクラッグス・スタイル等、様々な演奏スタイルに適したモデルとなっている。
サテン仕上げの26.4インチ・スケールのネック、マザーオブパールのエピフォン・ロゴとギブソンのクラウン・インレイが施されたギブソン由来の「スクロール・スタイル」のヘッドストック、マザーオブパールによるクラシックな「ボウタイ・インレイ」が施された22フレット仕様、バインディング付きのローレル指板、指板のエンド部に刻まれたマスタートーン・ブロックインレイ等、充実の仕様。リムにはシンプルなフープトーン・リングを搭載し、11インチのRemo® Fiberskynヘッドとニッケル製のテンションフープは24個のニッケル製フックで固定。Fiberskynヘッドは、暖かみがありレンジの広いヴィンテージトーン、特に中低域の豊かな鳴りを生み出す。プレミアムギグバッグが付属。
【製品ページ】
https://www.epiphone.com/ja-JP/p/Banjo/Mastertone-Bowtie-Open-Back-Banjo/Natural
●マスタートーン・クラシック・バンジョー
【参考価格】137,500円(税込)
エピフォンは1920年代からバンジョーを製造。本機は、世界で最も愛され有名なバンジョーの一つである、1930年代のクラシックなギブソンRB-3マスタートーン5弦バンジョーを手頃な価格で再現したモデル。
『エピフォン マスタートーン・クラシック・バンジョー』は、リゾネーター、3層から成る合板のリム、そしてニッケル・ハードウェアが特徴。加えて26.4インチ・スケールのフィギュアド・ネック、ミディアム / トールフレットが22本打ち込まれたローレル指板、「スタイル3」のマザーオブパール・インレイ、指板のエンド部に刻まれたマスタートーン・ブロックインレイ等、充実の仕様を採用。ハードシェルケースが付属。
【製品ページ】
https://www.epiphone.com/ja-JP/p/Banjo/Mastertone-Classic-Banjo/Natural
●F-5G マンドリン
【参考価格】206,800円(税込)
オーヴィル・ギブソンはモダン・マンドリンの発明に多大な成果を挙げたが、エピフォンにとっても、創業当初より、マンドリンはエピフォンの重要なDNAの一部であり続けている。エピフォンの創設者アナスタシオス・スタトポウロが1909年に申請した最初(かつ唯一)の特許はマンドリンに関するもだった。ギブソンにおいても、当時のマスター・ルシアーであるロイド・ロアーが1920年代初頭にオリジナルのF-5マンドリンを設計し、その決定的な成功が、ブルーグラスなどの新しい音楽ジャンルの誕生につながった。
エピフォンのハイエンド・モデル群を構成するインスパイア―ド・バイ・ギブソン・カスタムショップ・シリーズよりリリースとなる本機は、オールソリッドウッド・ボディ、フィギュアド・メイプルのバックとサイド、ソリッドシトカスプルースのトップを採用。フィギュアドメイプル・ネックにはコンパウンド・レイディアス仕様(ナット部で10インチR、最終フレット部で12インチR)のエボニー指板が貼られ、F-スタイル・スクロール・ヘッドストックにはヴィンテージスタイル・チューナー(パーロイド製のチューナーボタン付き)を装備。装飾面では、3層のトップ・バインディング、ヘッドストック上でのマザーオブパールによるエピフォン・ロゴとフラワーポット・インレイ、美しいクレモナ・サンバーストフィニッシュが目を引く。バランスの良い深みのある豊かなサウンドに優れ、コード弾きにもリード弾きにも最適な1本。ヴィンテージスタイルの長方形ハードケースが付属。
【製品ページ】
https://www.gibson.com/en-US/p/Mandolin/F-5G/Dark-Burst
●マンドバード
【参考価格】55,000円(税込)
エピフォン・ファン待望のエピフォン・マンドバードが復活。マンドバードは4弦仕様のエレクトリック・マンドリン。ブルーグラスやウェスタン・スイングのマンドリン奏者がエレクトリックに挑戦したい場合やロックギタリストが新しい音色や変則チューニングを試してみたい場合等、様々なシーンで活用できる。
リバース仕様 Firebirdを彷彿とさせるボディにはソリッド・ナトーウッドを採用。トラペゾイド・インレイが施されたネックはボルトオン・ジョイントでボディに接合。4つのGrover Mini Rotomaticチューナーを備えたReverse Firebirdスタイルのヘッドストック、ボディトップにマウントされた裏通しタイプのブリッジ、Epiphone Firebirdピックアップとマスターボリューム&トーンコントロール等を装備。エピフォンのギグバッグも付属。
【製品ページ】
https://www.epiphone.com/ja-JP/p/Mandolin/Mandobird/Vintage-Sunburst
●F-5 スタジオ・マンドリン
【参考価格】82,500円(税込)
エピフォン・インスパイアード・バイ・ギブソンF-5スタジオ・マンドリンは、伝説的なロイド・ロアーが設計したF-5の仕様に基づいており、高品質のF-5スタイルのマンドリンをこれまで以上に手頃な価格で提供。本機はオールソリッドウッド・ボディ、ソリッドメイプルのバックとサイド、ソリッドシトカスプルースのトップを採用。ネックはダブテイルジョイントでボディに接合され、ローレル材の指板は20フレット仕様を採用。ギブソンスタイルのスクロールヘッドストックにはヴィンテージスタイルのチューナーがパーロイドボタンとともに実装。塗膜の薄いサテンフィニッシュ仕上げにより、バランス良く豊かなサウンドが楽しめる。プレミアムギグバッグが付属。
【製品ページ】
https://www.epiphone.com/ja-JP/p/Mandolin/F-5-Studio/Vintage-Sunburst-Satin
この記事の関連情報
ギブソン、メアリー・フォードのシグネチャー・モデルを発売
エピフォン、プレミアムラインの魅力を気鋭の実力派ギタリスト・AssHが解説
ギブソン、ジミー・ペイジの最新シグネチャーSJ-200を発売
【俺の楽器・私の愛機】1733「改造9弦エレアコ」
ギブソン、江口寿史が描くギブソン130周年記念アートワーク第二弾が登場
【俺の楽器・私の愛機】1726「「L6-S」の愛らしさ」
ギブソン、ESシリーズとアーティストが共鳴する『RIFF n' VOICES of ES Lovers』に菰口雄矢が登場
イラストレーター/漫画家・江口寿史がギブソン130周年を記念して描いたアートワークを公開
エピフォン、ジョー・ボナマッサの最新シグネチャー1955 Les Paul Standardを発売