【インタビュー】you kiyo shuji、Janne Da Arcデビュー25周年に集結「5人がステージ上に揃っている姿だけでも見せることができたら」

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■未来も感じてもらえるようなツアーにできたら
■懐かしいだけでは終わらないライヴにする


──Janne Da Arcの曲でツアーをまわるとなったとき、それぞれには広がる思いなどもありますよね。このメンツでやるなら、何年のあのライヴのセットリストを再現とか。

you:前までは僕のソロ名義ライヴでJanne Da Arcの曲もやっていたから、セットリストには自分のソロの曲も入れていたんですね。この秋のツアーではソロの曲をなくして、Janne Da Arc一色のツアーにしたいので、過去のライヴ再現とかは、やっぱり考えますよね。今、それをやってみたら、みんなは喜んでくれるかなとか。

kiyo:ツアーまでに少し時間があるので、ライヴ内容やセットリストは、みんなに楽しんでもらうために、3人でもニヤニヤしながら考えたいです。せっかくライヴに来てもらうわけだし、ここのところ行けなかったところにも行くことになるので、濃いライヴにしたいと思っています。

you:Janne Da Arcは、ライヴでは曲の合間にちょっとしたソロコーナーみたいなのもあったじゃないですか。

shuji:Janne Da Arcの前期から中期あたりまで、だいたい大きなライヴのとき、僕は長めのドラムソロをやったりしていた。今度は、例えば長めのソロをやったらいいのか、Janne Da Arcの曲数を増やしたらいいのかって、嬉しい悩みもありますよね。

──両方ともやれば、悩む必要なんてない。

shuji:いやいや。ライヴには終了時刻も決まってるんで、ある程度やけど。個人的には長めのソロやるのもいいかなと思うんですけど、それを求めてる人はどれぐらいいるのかと思うと…(笑)。

──おもしろトークも。

you:ライヴでは、笑いの師匠kiyoが降臨しましたからね。僕もshujiも含め、みんなが喜んでくれそうなライヴ展開を再現できたらいいなってアイデアも、ひとつあります。

──ライヴは1日2公演ですよね。当然、セットリストも内容も変えてくるはずで。

you:当然です。やるからには違うメニューでやります。それにJanne Da Arcの曲をやろうと思ったら、1公演では収まりきらないんですよ、やっぱり。自分らに鞭打ってでもメニューは変えます。それぐらいの覚悟でJanne Da Arcと向き合っていますから。

kiyo:会場によっては2DAYSで計4公演のところもありますからね。今から痩せる思いですよ。当時のライヴを彷彿とさせたい気持ちはあります。

shuji:体形でも?

kiyo:そういう面でも頑張ります。一度痩せたとき、やっぱり身軽やったんですよ(笑)。


──体形の話はともかく、再びJanne Da Arcの曲を弾く、叩くとなったら、それぞれ向かうモードや気構えも変わるものですか?

you:全然違うというか。Janne Da Arcの曲に向き合うときは、自分自身最初から変わるんです。それに実際ステージに立った瞬間、もう一段階、ファンのみんなに変えてもらえるんです。なかなか言葉にしづらいんですけど、いろんな想いを持って観に来てくれるわけじゃないですか。それがなんとも言えない空気感を作り出すんですね。身が引き締まるってレベルではなくて、本当に自分のモードが全然変わるというか。それが心地よい緊張感でもあるんです。あまり体験したことのない感情にさせてくれる。自分が追い込まれている感じもあるんですけど、心地よい緊張感とせめぎあっているというか。

──それほど集中力を高めていると。

you:自分のソロ名義のライヴでJanne Da Arcの曲をやるときって、気持ち的には、みんなで楽しんでという感じなんです。でも泣いて笑ってみたいな、本当にいろいろな感情が入り混じった客席になる。すごく悲しそうな顔をしている人もいれば、嬉しそうに泣いている方もいらっしゃるんですよ。だから僕らは、真剣に向き合ってやるしかない。そういう単純なところに行きついてしまうんです。できるだけいろんな想いを受け止めて、ツアーに活かせればなと思ってます。ツアー中も、いろんなものを受け止めて、ライヴに還元していくんだろうなと思ってます。

kiyo:5月の<MESSAGE>のときも、すごい想いで来てくれたんだなってのが分かりましたから。喜んでもらえるやろうなって気持ちでステージに出たんですけど、ものすごい感情の塊が襲ってきた感じがしたんです。活動休止直前のライヴを、みんながみんな観に来れたわけじゃないだろうから、人によっては20数年ぶりにJanne Da Arcの曲を生で観る方もいると思うんです。それに応えるツアーをこの秋にやるっていう、強い覚悟でいます。自分自身も後悔ないように、ひとつひとつのステージを全力でやります。

shuji:Janne Da Arcの曲を今やると、なんとなく気持ちが当時に戻るんですよ。若返る。僕自身もそうだし、お客さんも当時の記憶がバーッといろいろ蘇るんだろうなって。それで感極まって泣いたりする子もいるんだろうなって思いましたね、<MESSAGE>では。でもギターの音色とか、それぞれのプレイのアプローチとか、昔とは違う新鮮味も感じるんですよ。自分らでやっていてもおもしろいんです。

──ファンにとっても楽しみな2024年秋になりそうですね。

you:僕らも楽しみにしているし、みんなもいろんな想いを持ちながら、ライヴに期待していただけたらと思ってます。

──このインタビューを読んだファンの期待は、今、爆上がり状態だと思います。みなさんにメッセージをいただけたら。

shuji:今度のツアーを僕自身が本当に楽しみにしているので。このメンバーでツアーするのがすごく久しぶり。僕らは僕らのやれることを精一杯やります。老体に鞭打って1日2公演を頑張りますので、楽しみに観に来ていただけたら嬉しいですね。

kiyo:完全体ではないけど、やっと再びJanne Da Arcの音を届けにいけるなって気持ちです。全力を注ぐために準備もしっかりします。当時のツアーもそうだったんですけど、地域によって熱量の種類がいろいろ変わるんですよ。今からそれを楽しみにしてます。

you:ライヴのソロコーナーで披露するshujiのご当地トークなんて、おもしろいに決まってますから。

kiyo:<MESSAGE>のとき、実はJanne Da Arcで着ていた衣装をこっそり着ていたんです。また持って行ったりしようかなと思ってます。当時の衣装を着ると、やっぱり自己暗示に掛かりやすいんですよ。難しいと思うフレーズも、衣装を着ると弾けるっていう効果ありますから。そういうところも楽しみにしていてください。

you:久々に3人でツアーをまわれて、みなさんの近くに行けるのは楽しみでしかないです。懐かしんでもらうというテーマではあるんですけど、個人的には未来も感じてもらえるようなツアーにできたらなと思っているんです。懐かしいだけでは終わらないライヴにするつもりなんです。

──バンド名とかプロジェクト名は決まっているんですか?

you:いや、それは決めてないです。「you kiyo shuji」です。

shuji:決めようかって話もあったんですけどね。

kiyo:いややったんですよ、新たにバンド名を付けるのは。

──Janne Da Arcのメンバーが、Janne Da Arcの楽曲だけでツアーをまわるわけですから、新たなバンド名というのも…ですよね。ツアー開催を発表した際の3人のメッセージに、「今もずっと火を燃やし続けてくれているファンの方に、心からの感謝を全力で伝えに行きます。いつかの大きな炎に繋げるために」という言葉がありました。Janne Da Arc25周年プロジェクトとも取れますし、将来への意志も感じ取ることができます。その真意を教えていただけますか。

you:活動休止から解散も含めたこの17年間、Janne Da Arcとしてのライブはなかったわけで。それでも、デビュー25周年経った今も応援し続けてくれるファンの方々や、活動休止以降にファンになってくれた方々へ、3人の演奏だけでも一生懸命に届けたい。もちろん賛否両論あると思います。ただ、僕らの想いとしては、どんな形であれ、いつかまた…。これは僕個人的な想いになるので発言すべきかどうか迷ったんですが、25周年のプロジェクトとして、その最後に、演奏しなくてもいいから、メンバー5人がステージ上に揃っている姿だけでも見せることができたら。それが叶わなかったとしても、純粋に、みなさんへの感謝の気持ちを持って、3人でJanne Da Arcの音楽を届けたいんです。

──この秋のツアーをやり終えたとき、3人の気持ちがどうなっているかも楽しみです。

you:自分自身でも、今回の全てのライヴをやり切れたときにどう思うのか。想像しても想像つかないんです、今は。でも楽しみでもある。自分がどういう想いになるのか、緊張しますけど、期待しています。

取材・文◎長谷川幸信

■全国ツアー<you kiyo shuji TOUR 2024 “CONNECT”>

※各日2公演開催
10月27日(日) 東京・SHIBUYA CYCLONE
・1公演目:open14:00 / start14:30
・2公演目:open17:30 / start18:00
(問)DISK GARAGE https://info.diskgarage.com/
11月02日(土) 北海道・PLANT
・1公演目:open14:00 / start14:30
・2公演目:open17:30 / start18:00
11月03日(日) 北海道・PLANT
・1公演目:open13:30 / start14:00
・2公演目:open17:00 / start17:30
(問)WESS:info@wess.co.jp
11月16日(土) 大阪・OSAKA MUSE
・1公演目:open14:00 / start14:30
・2公演目:open17:30 / start18:00
11月17日(日) 大阪・OSAKA MUSE
・1公演目:open13:30 / start14:00
・2公演目:open17:00 / start17:30
(問)キョードーインフォメーション 0570-200-888
11月23日(土) 新潟・GOLDEN PIGS RED STAGE
・1公演目:open14:00 / start14:30
・2公演目:open17:30 / start18:00
(問)新潟GOLDEN PIGS 025-201-9981
11月30日(土) 宮城・仙台MACANA
・1公演目:open14:00 / start14:30
・2公演目:open17:30 / start18:00
12月01日(日) 宮城・仙台MACANA
・1公演目:open13:30 / start14:00
・2公演目:open17:00 / start17:30
(問)キョードー東北 025-245-5100
12月07日(土) 福岡・Drum Be-1
・1公演目:open14:00 / start14:30
・2公演目:open17:30 / start18:00
(問)キョードー西日本 0570-09-2424
12月08日(日) 広島・セカンドクラッチ
・1公演目:open14:00 / start14:30
・2公演目:open17:30 / start18:00
(問)キャンディープロモーション 082-249-8334
12月14日(土) 愛知・HeartLand
・1公演目:open14:00 / start14:30
・2公演目:open17:30 / start18:00
12月15日(日) 愛知・HeartLand
・1公演目:open13:30 / start14:00
・2公演目:open17:00 / start17:30
(問)サンデーフォークプロモーション 052-320-9100
▼出演
Gt:you(ex.Janne Da Arc / Nicori Light Tours)
Key:kiyo(ex.Janne Da Arc / Nicori Light Tours)
Dr:shuji(ex.Janne Da Arc)
●Support Musician
Ba:高井 淳(Waive)
▼チケット
オールスタンディング
※整理番号順の入場
前売り(※年齢制限3歳以上有料)
・ファンクラブ限定チケット:¥10,000(税込) ※ドリンク代別 ※終演後バックステージご招待
・一般チケット:¥8,000-(税込) ※ドリンク代別
一般発売:9月7日(土) 10:00〜
【you kiyo shujiオフィシャルモバイルFC“オルレアン”限定チケット先行】
※FC会員限定チケット・一般チケットの2券種希望制
受付期間:5月9日(木) 21:00~6月2日(日) 23:59
※6月2日(日)23:00までの入会者が申し込み対象
https://fanicon.net/fancommunities/5643


【公式ファンコミュニティ『オルレアン』】
月額1,000円 3ヶ月:3,000円 / 12ヶ月10,800円(10%割引)
※期間限定のため、12ヶ月プランは2024年5月のみのご入会プランとなります。6月以降は3ヶ月プランのみとなります
▼内容
・限定オフショット、限定ムービー
・スレッド
・限定グッズが当たるスクラッチくじ
・デジタルファンレターBOX(※本人からの返信はございません)

   ◆   ◆   ◆

▼you、kiyo 、shuji からメッセージ
「みなさま、いつも応援ありがとうございます!
この度、期間限定でyou kiyo shujiのオフィシャルモバイルファンクラブを開設致しました!
デビューから25周年という年ということもあり、懐かしさあり、こんなのあったね!などと思っていただける楽しいモバイルファンクラブにしたいと思ってます。
会員の皆様同士仲良くコミュニケーションをとっていただき、様々なコンテンツを楽しんで頂けたら嬉しいです。

ファンクラブ限定の写真や動画などもお届けしていきたいなと思っています。

楽しく過ごしましょう!
ご入会、お待ちしています!」


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