ギブソン、アコギ人気3機種『J-45』『Hummingbird』『SJ-200』のローズウッド仕様が登場
創業130周年を迎えるギブソンが、低域の豊かなレスポンスと倍音の煌びやかさを生み出すローズウッド材をバックとサイドに使用したアコースティックの人気3機種『J-45 Standard Rosewood(J-45 スタンダード・ローズウッド)』、『Hummingbird Standard Rosewood(ハミングバード スタンダード・ローズウッド)』、『SJ-200 Standard Rosewood(SJ-200 スタンダード・ローズウッド)』を発売した。
米国モンタナ州ボーズマンにあるギブソンのアコースティック工場では、ギブソンの1890年代から続くアコースティック楽器製作の伝統を今でも変わらず受け継いでいる。ギブソンのアコースティックギターは、厳選されたトーンウッドと、手作業によるダヴテイル・ネックジョイントと呼ばれる伝統的製法などにより生み出されるクリアで深みのあるサウンドで知られる。
なかでも特に人気のギブソンJ-45、ハミングバード、SJ-200は、何十年もの間、多くの著名アーティストに愛され、有名なライブやレコーディングなど様々なシーンで使用され、それぞれの時代を象徴するサウンドを生み出してきた。
今回、その人気3機種のボディ・サイド/バック材に美しいローズウッド材を採用することで、低域の豊かなレスポンスと倍音の煌びやかさが加味された特徴的なサウンドを実現しましている。
●ギブソン J-45 スタンダード・ローズウッド
【参考価格】 509,300円(税込)
J-45は、いつの時代においてもギブソンで最も売れているアコースティックギター。1942年に発表されたこの代表的なアコースティック・モデルは“ワークホース(頼りになる馬車馬)”の愛称で親しまれ、ギブソンのラウンドショルダー・ドレッドノート・ラインアップの礎となっている。
リリースされる最新『J-45 スタンダード・ローズウッド』はバックとサイドにローズウッド材を採用した新バージョンのJ-45。世界中のギタリストに愛されるJ-45ならではの演奏性とサウンド特性を備えつつ、ローズウッド・ボディによる低域の豊かなレスポンスと倍音の煌びやかさが特徴。ピックアップはL.R.BaggsのVTCアンダーサドル・ピックアップとプリアンプ・システムを搭載。ハードシェルケースも付属。(左利き用もラインアップ)
●ギブソン ハミングバード スタンダード・ローズウッド
【参考価格】 632,500円(税込)
ギブソン・ハミングバードは、ピックガードにハチドリをあしらったデザイン性と汎用性の高さで人気のアコースティックギター。
最新『ハミングバード スタンダード・ローズウッド』はサイドとバックにローズウッド材を採用した新バージョンのハミングバード。世界中のギタリストに愛されるスクエアショルダーボディ・モデルならではの演奏性とサウンド特性を備えつつ、ローズウッド・ボディによる低域の豊かなレスポンスと倍音の煌びやかさが特徴。ハミングバード・スタンダードのマホガニー・ネックは快適な演奏性を約束するラウンディッド・プロファイルを採用し、指板にはマザーオブパールによるパラレログラム・インレイが施されている。TUSQ製ナット/サドル/ブリッジピン、ゴールドのグローバーロトマチック・チューナーを搭載。ピックガード上には象徴的なハミングバードのグラフィックが施されている。ピックアップはL.R.BaggsのVTCアンダーサドル・ピックアップとプリアンプ・システムを搭載。ハードシェルケースも付属。(左利き用もラインアップ)
●ギブソン SJ-200 スタンダード・ローズウッド
【参考価格】 825,000円(税込)
ギブソンSJ-200は世界で最も有名なアコースティックギターであり、“キング・オブ・ザ・フラットトップ”と呼ばれるにふさわしい最上位モデル。SJ-200はほとんどの個体においてバック材とサイド材はメイプル材で作られていたが、1937年のリリース初期において、ローズウッド・ボディで作られていた。
最新『SJ-200 スタンダード・ローズウッド』は、サイドとバックにローズウッド材を採用した新バージョンのSJ-200。シトカスプルース・トップ、弾き心地のよいラウンド・プロファイルのマホガニー・ネック、ローズウッド指板、マザーオブパールによるクラウン・インレイ、2個のバー・インレイがあしらわれたマスターシュ・ブリッジ、TUSQ製のブリッジピン/サドル/ナット、ゴールドのGrover Imperialチューナーを採用。ピックアップは、L.R.BaggsのAnthemを搭載。ハードシェルケースも付属。(左利き用もラインアップ)
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