菊地成孔 × 岩澤瞳による“第二期” SPANK HAPPY、未発表音源2曲をリリース
菊地成孔・岩澤瞳による“第二期” SPANK HAPPYの未発表音源2曲が、本日4月10日に配信リリースされた。
SPANK HAPPYは1992年に活動をスタートし、岩澤瞳をボーカルにむかえて菊地成孔とのデュオスタイルで活動していた2001年~2004年を “第二期” としている。昨年、還暦をむかえた菊地成孔の 「還暦フェア」 の一環としてSPANK HAPPYのアルバム・シングルが一挙配信開始となったが、今回はその際に発掘されたアウトテイクのリリースとなる。
今回リリースされたのは、2003年のアルバム 『Vendôme, la sick KAISEKI』 に収録予定だった未発表曲 「ethic」 と、シングル 『普通の恋』 に収録されている楽曲 「フロイドと夜桜」 の別MIX ver. の2曲。
「ethic」は、菊地成孔が井上陽水氏による楽曲「背中まで45分」 にインスパイアを受け、アルバム 『Vendôme, la sick KAISEKI』 制作期間中にレコーディングスタジオにて数時間で作曲した楽曲。二期SPANK HAPPYの特徴である岩澤瞳の儚く透き通った歌声と、官能的で洗練されたメロディを堪能できるミドルバラードで、今回のリリースにあたって、その世界観を表現したジャケットアートワークも新たに制作された。
“埋蔵音源”のリリースにあたって、菊地成孔はデジタルシングルでのリリースに至った経緯と、当時の制作背景も含めた解説コメントを発表。「ethic」が岩澤瞳の最後のレコーディング音源でもあるという事実も明らかにしている。(菊地成孔コメント全文:https://ch.nicovideo.jp/bureaukikuchi/blomaga/ar2189696)
4月12日に代官山UNITにて開催される“第二期” SPANK HAPPYの楽曲のみをDJプレイするイベント<セカンド・スパンクハッピー・レトロスペクティヴ>では、「ethic」 の披露が予定されている。
「ethic c/w フロイドと夜桜 (sweet voices mix) 」
https://lnk.to/ethic_SPANKS
収録内容
01. ethic
作詞・作曲・編曲:菊地成孔
MIXエンジニア:花守コウ(新音楽制作工房)、アートワーク:田島浩一郎
02. フロイドと夜桜 (sweet voices mix)
作詞・作曲:菊地成孔、編曲:Polymoog
SPANK HAPPY 第二期作品配信中
対象作品
「インターナショナル・クライン・ブルー」(オリジナルリリース:2001年11月26日)
「ANGELIC」(オリジナルリリース:2002年4月26日)
「Computer House of Mode」(オリジナルリリース:2002年9月4日)
「Vendôme, la sick KAISEKI」(オリジナルリリース:2003年12月3日)
「普通の恋」(オリジナルリリース:2004年1月28日)