DW、アコースティック・ドラム/電子ドラムどちらでも楽しめるコンバーチブル・ドラムを世界初発売

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ローランドは、米国Drum Workshop, Inc.(DW社)が展開する「DW」ブランドの最新機種で、アコースティック・ドラム/電子ドラムどちらでも演奏を楽しめる世界初のコンバーチブル・ドラム・キット『DWe』のラインアップを11月25日より順次発売する。

DWは、50年以上にわたりアコースティック・ドラムの世界において、その信頼性とクラフトマンシップにより世界中のドラマーからの人気を築き上げてた。今回発売する『DWe』は、高品質なシェルやシンバル、ハードウェアで構成されたドラム・キットにDW独自の電子技術に加え、ローランドの長年にわたる電子技術や知見が融合することにより、まったく新しいドラム・キットとして誕生した。

『DWe』は、アコースティック・ドラムとしても電子ドラムとしても使える世界初のコンバーチブル・ドラム。ライブやレコーディングなど、用途によって選択することが可能。アコースティック・ドラムとして使用する際には、DWの工場で熟練工による手作業で生産される高品質なシェルならではの低音が豊かでパンチの効いた音色で演奏可能。電子ドラムとして使用する際には、パッドやシンバルとソフトウェア・ドラム音源「DW Soundworks」(※)をワイヤレスで接続することができ、ケーブル接続の手間なく演奏が可能。独自に開発したワイヤレス技術によりレイテンシー(音の遅延)を感じることなく臨場感豊かに演奏を楽しめる。
※「DW Soundworks」の必要スペックを満たすコンピューターへのインストールが必要。


●DW製の高品質シェル、シンバルやハードウェア、ローランドのノウハウが注ぎ込まれたメッシュ・ヘッドも付属


『DWe』のシェルは、内部のセンサー・ユニットを付け外しすることで、電子ドラムとしてもアコースティック・ドラムとしても使える。レコーディングの際にはマイクを立てる手間を省ける電子ドラムとして、ライブ演奏の際にはステージに映えるアコースティック・ドラムとして活躍。それぞれに対応する2種類のドラム用ヘッドを同梱。電子ドラムのスネア/タム用には自然な打感と静粛性を併せ持つローランドのメッシュ・ヘッドを、バス・ドラム用には、全面がメッシュ素材でありながらアコースティック・ドラム同様の演奏感を得られる、新開発のDW製ヘッドを採用。ハードウェアはドラマーから信頼の厚い「DW 5000シリーズ」で構成。シンバルには、チョーク奏法も可能な3ゾーン(ボウ/ベル/エッジ)、360度センサーを内蔵したDW製メタル・シンバルを採用。打感とドラムとしての存在感を兼ね備えている。(※)
※アコースティック・ドラムとしてお使いの際は、別途アコースティック用シンバルが必要。

●ドラムの名器のサウンドを収録したソフトウェア音源「DW Soundworks」


電子ドラムとして使用する際には、専用に開発されたソフトウェア音源「DW Soundworks」と連携。DW、Gretsch、Slingerlandなど、ドラムの名器のサウンドを、各ドラムの特性を熟知しているDWのエンジニアが高音質かつベストなチューニングで収録。各楽器のマイク・ミキシングやコンプレッサー、EQなどを調整して理想のサウンドで演奏することが可能。
※DWeをご購入いただいた方には、「DW Soundworks」を、ダウンロード電子楽器を楽しむためのコンテンツやソフトウェアを提供するクラウド・サービス「Roland Cloud」からダウンロードできる。

●2種類のキット構成、5種類のフィニッシュをラインアップ

『DWe』は、3シンバル/5ピース(スネア、バス・ドラム、タム×2、フロア・タム)と2シンバル/4ピース(スネア、バス・ ドラム、タム、フロア・タム)の2種類のキット構成と、5種類のフィニッシュ(キャンディ・ブラック・バースト・オーバー・カーリー・メープル、ブラック・チェリー・メタリック、ミッドナイト・ブルー・メタリック、ブラック・ギャラクシー、ホワイト・マリーン・パール)のラインアップを用意。



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