【インタビュー】NMB48、「凪咲さんが大切にしてきたNMB48の泥臭さや全力さも引き継いでいきたい」

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■ 凪咲さんと手を繋げる瞬間をかみしめているシーン

──タイトルにかけて、「凪咲、最高!」と感じた思い出を聞かせてください。

上西:凪咲さんは私がNMB48に加入して、めっちゃくじけてしまったときに、一番最初に連絡してきてくださったんですよ。長文のメールを送ってくださったんですけど、本当にそれで立ち直れて。今でも、壁に当たってしまったり、落ち込んだりしたときにその文章を見ると、また頑張ろうって思えるくらい私の中で支えになっています。あと、凪咲さんと一緒に選抜として活動していると、本当に日向のような存在だなって感じるんですね。凪咲さんがその場にいるだけで、例えば、レッスン場の空気もぱっと明るくなる。テレビで見る凪咲さんも裏での凪咲さんもずっと一緒で、常に“笑い”を考えていらっしゃって。自分のことだけじゃなくて、メンバーのことも、グループのことも見て考えてくださっていて、本当にNMB48にとって最高な存在だなと思います。

山本:私もちょっと落ち込んだりしたときに、すぐに気づいて声をかけてくださいました。思い返したら、落ち込んでるときずっと凪咲さんがそばにいてくれたなと思うんですよね。本当に周りが見えていて、気を遣える方なんです。そこでは、あえてなのか、他愛のないこと話してくださって。深く聞いてこなかったりするところにも、凪咲さんの優しさを感じたりしてますね。

青原:私は今、一つ一つの現場が全て初めての経験なので、毎回毎回緊張しすぎて、たぶん顔がめちゃくちゃこわばってると思うんですよ。そんなときにいち早く察知してくださって、「緊張してる?」とか、「ここに一緒に座ろう」とか、温かく包み込んでくださるような優しさをいただいています。凪咲さんの存在で、自分の心も温かくなるし、短い期間でしたけど、凪咲さんと一緒に活動できて幸せだなって思います。

──MV撮影では何か印象に残ってる出来事はありましたか。


上西:ダンスシーンの撮影をする前に、先生も一緒に含めてメンバーみんなで円陣をして始めたんですよ。それは撮影と関係なく、凪咲さん発信で、「円陣してからやろう」って言ってくださって。私も連続でシングルに参加させていただいてるんですけど、こんなに気持ちよくみんなで心を一つにしてダンスシーンに臨めたのは初めてでした。しかも、すごく楽しかったんですね。ダンスシーンは何回も撮るので、最後は疲れちゃったりするんですけど、ずっと楽しくて。メンバーもダンスシーンの撮影終わった後に、「この曲、めっちゃ楽しいな」って言う声が聞こたぐらい、すごく楽しかったです。

山本:ミュージックビデオの撮影はいつもスケジュールがタイトで、みんな疲れちゃったりして、ちょっとぴりついたりすることもあるんですけど、今回は本当にずっと楽しくて。ずっとみんなの笑いが絶えない現場でした。それも凪咲さんが中心となっていたからだなって思いますね。ダンスシーンの撮影のときも、凪咲さんがフリを「間違えちゃった!」って言って、すごい和やかになったりして。凪咲さんの周りに幸せを与える力はすごいなって思いました。

上西:他のメンバーがそれをしたら絶対にめっちゃ怒られそうな、結構大胆な間違えをされていらっしゃって(笑)。でも、それで和やかになってて、やっぱりすごいなって思いました。

青原:私はダンスシーンもリップシーンも初めてだったので、全てが新鮮でワクワクしました。リップシーンの撮影では自分の出番じゃないときに、他の先輩メンバーさんの撮影も見させていただいて。やっぱり皆さん笑顔が自然で上手いですし、これまでは全部が繋がってるMVしか見たことがなかったので、こんなふうに撮影してるんやとか、新しく知れたことも多くて勉強にもなりました。



──10月にサマーソングというのも珍しいですが、水着のシーンもありましたね。

上西:そうですね。水着は3rdアルバムのリード曲「まさかシンガポール」ぶりなので、びっくりしました。でも、NMB48のすごいところは、グラビアをできるメンバーが絶えずにいるところだなって思っていて。誰でもグラビアができるので、こうして水着のシーンがあるのは嬉しいです。いきなり違った絵になるので、初めて見るファンの方はきっとびっくりすると思います。

──どのシーンを見て欲しいですか。ご自身が思う見どころを教えてください。

上西:凪咲さんと私たちがさよならするシーンのときに、バイバイって手を振った後に、何回も凪咲さんが振り返るんですけど、本当に凪咲さんらしいなって思って。しかも、私達メンバー側の表情だけを撮影する時も、凪咲さんは映らないのにいてくれて、一番はしゃいでいらっしゃって(笑)。ずっと和やかな空気で楽しかったですね。明るくもあり、切なくもあり、それがまた楽曲とマッチしてるので、もしかしたら涙が出る方もいらっしゃるんじゃないかなって思います。

山本:まだ完成を見てないので、どのくらい使われてるかわからないんですけど、サビ前の<そんなに面白いギャグを言うの?>というフレーズのところで、みんながおもしろポーズをしてて。各々の好きなポーズをしてるので、そこに注目して欲しいです。

青原:私は間奏で凪咲さんと一緒に手を繋いでアーチをくぐってるシーンがあるんですけど──。

──4期生から9期生にバトンを渡した感がありますよね。

青原:はい。この楽曲の中で凪咲さんと手を繋げるシーンがあるって知ったときはめちゃくちゃ驚きましたけど、すごく嬉しくて。凪咲さんと最後にワンポーズするんですけど、これから披露する時に、毎回ポーズを変えて、見どころポイントにしたいねって話してて。そこも楽しみにしていただきたいですし、凪咲さんと手を繋げる瞬間をかみしめているので、そのシーンをやっぱり見ていただきたいです。

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