メタリカのラーズ、現行のツアーで4台のドラム・セットを使用している理由を明かす

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Photo by TIM SACCENTI

メタリカのドラマー、ラーズ・ウルリッヒが、現行の<M72 World Tour>でドラム・セットを4台使用している理由を明かした。

◆メタリカ画像

メタリカは今回のツアーで、ドーナツ状のステージを会場真ん中に設置し、パフォーマンスしている。ラーズは『The New York Times』のインタビューで、ステージ・プロダクションについてこう語った。「俺らは今回初めて、スタジアムに360度のステージを設置した。もう何年も最善策を見出そうとしてきた。それまでは、俺らのやってること全てが中心点だった。それが1年前、常識を捨て、突然、“待てよ、バンドが中央にいる必要あるか?”って考えが浮かんだんだ。“バンドが中央の逆はなんだ? ファンが真ん中だ”って。それで、このドーナツ・コンセプトを思いついた。ドーナツの上で俺らがプレイし、ドーナツの穴の中にファンがいるってやつだ」

「じゃあ、ドラムはどこになる? それがドラム・キット4台…、それぞれのドラムを4つの別の方向にセットアップするってアイディアに繋がった」

<M72 World Tour>は5月27日にオランダ・アムステルダムで開幕。1都市で2公演を開き、異なるセットリストをプレイする。これまでに、オランダ・アムステルダム、フランスのサン=ドニ、ドイツ・ハンブルク、英国<ダウンロード・フェスティバル>、スウェーデン・イェーテボリ、米ニュージャージー州イーストラザフォード、カナダ・モントリオールで開催されてきた。

この先、年内は11月中旬までにさらなる北米5都市で計10公演を開く。

Ako Suzuki




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