全米アルバム・チャート、テイラー・スウィフトが12作目の1位獲得で新記録樹立

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今週の全米アルバム・チャート(Billboard 200)は、テイラー・スウィフトの再レコーディング・シリーズ3作目である『Speak Now (Taylor's Version)』が初登場で1位に輝いた。初週71万6,000ユニットを売り上げ、モーガン・ウォーレンの『One Thing At A Time』の50万1,000ユニットを上回り、現時点、2023年最大の週間セールスをマークした。

◆テイラー・スウィフト画像

テイラーにとって12作目の全米NO.1アルバムで、バーブラ・ストライサンドの11作を上回り、Billboard 200チャート史上、女性アーティストでは最多となった。テイラーはセカンド・アルバム『Fearless』(2008年)以降、リリースしたアルバム全てが1位を獲得してきた。12作は、ザ・ビートルズの19作、ジェイ・Zの14作に次ぎ、ドレイクと並ぶ歴代3位となる。

さらに、テイラーは今週、『Midnights』が5位、『Lover』が7位、『folklore』が10位をマークし、同時に4作がトップ10入りした。存命のアーティストがこの快挙を遂げるのは、1966年春のハーブ・アルパート以来だという。2016年5月にプリンスが5作をトップ10入りさせているが、彼の死後だった。

2位は先週と変わらず、モーガン・ウォーレンの『One Thing At A Time』がキープ。先週トップに初登場したリル・ウージー・ヴァートの『Pink Tape』は3位に後退した。

今週新たにトップ10入りした新作は、1位の『Speak Now (Taylor's Version)』のみだった。

Ako Suzuki



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