【インタビュー】Devil ANTHEM.、小悪魔天使の1st EPに自信「ライブに集中しているからこそ、どこに行っても怖くない」

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■メジャーデビューは人生の中で
■とても大きな出来事でした


──2022年12月4日の日比谷野外音楽堂のライブ<Devil ANTHEM. 8th Anniversary ONE MAN LIVE 『でび野音祭2022』>の時、サプライズでメジャーデビュー発表されたんですよね。

安藤:はい。私達も全く知らなかったから、息ができなくなるくらいびっくりしたし、こんなに泣いちゃうんだって思うくらいステージで泣きました(笑)。でもその時、ファンの人達もすごく嬉しそうだったし、中には泣いてる人もいて。来てくれた家族や友達も本当に喜んでたし、たくさん「頑張ったね」って言ってくれて、アイドルやってて本当によかったなって思えた瞬間でもありました。

橋本:ワンマンの時って、必ず何かの発表があるんですね。だから今回も次にやるワンマンの会場とかを発表するのかなと思ってたら、まさかのメジャーデビュー発表。“こんなサプライズもあるんだ!?”っていう驚きもそうだけど、今まで一緒に頑張ってきたメンバーが嬉し涙を流している姿を見て、自分も涙が出てきました。私の人生の中で、とても大きな出来事でしたね。


▲橋本侑芽

──メジャーデビューする前とした後で、何か変わったなと感じることはありましたか?

水野:仕事量とかかな? インタビューを受けさせてもらう機会が増えて露出が増えたことでも、メジャーデビューしたんだなっていう変化を感じてます。野音で発表して今年5月にメジャーデビューするまでは、ただただプレッシャーを感じてて。もちろんそれが全部なくなったわけじゃないんですけど、今はそのプレッシャーがあったぶん、自信に変わるのかなって思いながら、楽しんで活動しています。

──では、5月31日にリリースされた記念すべきデビュー曲「ar」について聞かせてください。

竹越:「ar」は、新しいことに挑戦するというよりも、ここでもう一度初心に帰るっていう気持ちを込めたデビアンらしいどストレートな曲になっています。デビアンはメジャーデビューするまでがすごく長かったグループなので、ここであえて初心に帰るのって簡単なことじゃないし、つらいこともたくさんあるんですけど、その先に見える景色はもっと大きいものだって思うんですね。これまでの葛藤とか、逆に嬉しかったこととか、全部ひっくるめて詰め込みましたって言える曲。ファンの方もこの曲でメジャーデビューできたことを嬉しく思ってくれているみたいなので、みんなで手を繋いで初心に帰って、デビアン第二章の第一歩を踏み出せるのがすごく嬉しいです。私達の新しい代表曲になるんじゃないかなって思うので、そういう意味でもすごく大切な曲になりました。

安藤:ライブでこの曲が始まった瞬間、会場の空気が変わるんですよね。ファンのみんなもいきなりジャンプしたりしてテンション上がってる感じがあって、デビアンの曲の中でも、一瞬で全部持っていけるような曲だと思います。


▲安藤楓

──特にお気に入りの歌詞はありますか?

安藤:私は“ねぇ ずっと 見つめる先は同じ これからもこれまでも 走って来た道が 夢の方へ続くんだって 僕等 信じてたい”っていうところです。最初は“この落ちサビを自分が歌っていいのかな”って思っていたけど、儚さと強さがあるこの歌詞に込められた想いがみんなに伝わるように、もっと自信を持って歌おうって思えるようになりました。お気に入りでもあるし、大切に大切に歌いたいなと思うフレーズです。

橋本:私は“いつだって僕等が向かう先は 信じ続けてる夢 追いかけるほど遠く 迷いそうにもなるけど 歓びや悲しみも これまでの日々全部 輝きに変わって 僕等のこと照らすから”っていう部分です。今の自分達にも当てはまるなって思うし、すごく共感できるんですよね。“君のために 僕等のために ひたすら前に 進むんだ”っていう歌い出しの部分もそうだけど、ファンとメンバーとの一体感がすごく感じられる歌詞じゃないかなって思ってます。

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