エクストリーム「多くのアルバムをリリースしないのには理由がある」
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エクストリームが6月9日、ニュー・アルバム『SIX』を発表した。彼らがスタジオ・アルバムをリリースするのは15年ぶりで、バンドが1985年に結成されてから計6作しかアルバムを発表していないが、ギタリストのヌーノ・ベッテンコートいわく、少ないのには理由があるという。
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オーストラリアの『HEAVY』誌のインタビューで、新作をリリースすることに昔と同じようなワクワク感はあるかと問われたベッテンコートは、こう答えた。「アルバムや(新しい)音楽をリリースするならば、それには理由がある。大抵、俺にとってはいい理由だ。みんなと共有するのに相応しいと思う何かを作ったってことだ。俺らがたくさんアルバムをリリースしないのには理由がある。そこにはワクワク感がなくてはならない。ものすごく若いとき、俺はゲイリー(・シェローン/Vo)にこう言ったんだ。俺は、リリースすること自体を目的に、音楽をリリースしたくはないってね。多分、金銭的にはバンドにとって賢い選択ではない。なぜなら、アルバムをリリースすれば、金が入ってくる。世界でツアーやるしな。でも、本当に誇らしい作品でなくてはならない。つまり、ものすごく誇らしく思っているから、リリースする前から成功してるって意味だよ。ワクワクしているわけだ」
エクストリームは8月に北米で<Thicker Than Blood>ツアーを開幕し、9月に約7年ぶりとなる日本ツアーを開催する。仙台(17日)、横浜(19日)、東京(21、22日)、名古屋(25日)、大阪(26日)の5都市で計6公演を開く予定。
Ako Suzuki
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