ヌーノ・ベッテンコート「スーパーボウルでリアーナとパフォーマンスしたのに…」

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(c) earMUSIC (c)Jesse Lirola

今年2月に開催されたスーパーボウルのハーフタイム・ショウで、リアーナのパフォーマンスに参加したエクストリームのギタリスト、ヌーノ・ベッテンコートは、ハーフタイム・ショウに出演するという夢は叶ったが、一つ残念な点があったという。

◆ヌーノ・ベッテンコート動画

米AXS TVのインタビューで、スーパーボウルでのリアーナとの共演について問われたベッテンコートはこう話した。「待って、君は俺がスクリーンに1.5ミリ秒映ったのを見たのか? わかったの(笑)? (あの場で)バンドが受け取った愛の量は哀れだったよ。でも、リアーナのスーパーボウルだ。俺らやバンド、俺のものじゃない」

「スーパーボウルでプレイするなんて、参加できて素晴らしかった。長年の夢が叶った瞬間だ。彼女からバックアップを頼まれて、俺は嬉しかったし、光栄に思った。でも、NFLめ。バンドに愛はないのか(笑)」

ベッテンコートは知り合いから頼まれ、これまでにリアーナの<Loud>ツアーや<Diamonds>ツアーなどに参加してきた。彼は2014年に行われた『Guitar Interactive』のインタビューで、「ドイツだろうがアメリカだろうが、俺をインタビューに来たジャーナリストやライターが(ベッテンコートが参加中のリアーナの)コンサートは観ないで帰るって言うから、“数曲でいいから、残って観てくれ”って言ってたんだ。結局、彼らは最後までいて、謝罪のテキスト・メッセージかEメールを送ってきた。あんなに音楽的にすごいとは知らなかったって」と、話していた。

エクストリームは、6月に約15年ぶりのオリジナル・アルバム『SIX』を発表し、9月に7年ぶりとなる日本ツアーを開催する。


Ako Suzuki
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